「オープン戦、日本ハム5-2阪神」(23日、エナジックスタジアム名護) 投げ終わった後の右足が一塁側に向くほど、躍動感…
「オープン戦、日本ハム5-2阪神」(23日、エナジックスタジアム名護)
投げ終わった後の右足が一塁側に向くほど、躍動感があった。阪神“八回の男”の有力候補に挙がるダウリ・モレッタ投手が、オープン戦初登板で1回1安打無失点。「自分の真っすぐを今キャンプで意識していた。その結果が出たかな」と来日初実戦を納得顔で振り返った。
先頭・西川にはカウント3-1から直球。空振りで追い込むと、外角147キロ直球で見逃し三振を奪った。続く野村は右飛。吉田に右前打も、カストロを左飛に封じた。西川、カストロが前の打席で一発を放っていた中、危なげなく片付けた。
全18球中、実に17球が直球で最速は150キロ。「真っすぐが走ることが大事だと思うので、そっちにフォーカスした」と意図を説明した。代名詞のスライダーを隠したわけではなく、自身の「剛」の部分を前面に押し出して感触を確認した。
藤川監督は「僕の現役時代の映像を(動画で)見たんだって冗談で言っていましたけどね」とドミニカンの研究熱心な一面を笑顔で明かす。“火の玉ストレート”のような速球がシーズンで披露できれば、脅威になる。指揮官は「しっかり勉強するというか、肌感でやる選手ですから。どんどん勉強していってくれたらなと思います」と貪欲な向上心に着目した。
長期離脱を余儀なくされた石井の穴埋めはチームにとって欠かせない。「監督に言われたところで自分の仕事を全うできるように」。強い探究心も武器に、勝利を支える一角を担う。