「オープン戦、日本ハム5-2阪神」(23日、エナジックスタジアム名護) プレーボール直後から虎党が沸いた。頼れるリード…

 「オープン戦、日本ハム5-2阪神」(23日、エナジックスタジアム名護)

 プレーボール直後から虎党が沸いた。頼れるリードオフマンは今季も健在だ。阪神・近本光司外野手が2戦連続の初球撃ちで快音を響かせた。

 「初球からスイングをしに行くっていうのが、やりたいことだったんで。スイングしたい時に仕掛けられているので、うまく振り出せているのかなと思います」

 テーマを遂行した。初回先頭で、達の151キロを鮮やかに捉えた。鋭い打球は右翼の芝へと弾む。22日のヤクルトとのオープン戦(浦添)では、初回に奥川の初球直球を遊撃内野安打としていた中、「昨日は芯で捉えることできなかったんで、きょうは捉えることができた」とうなずいた。

 ただ、「捉えられたから良いわけではない」と付け加えた。「スイングを仕掛けに行ってから、自分がどういう反応になってるのか、どういうズレが起きてるのかっていうのが見えたらいい」と実戦を通してオフからの取り組みに対する“答え合わせ”をすることが最優先。この日は「まだピッチャーに対して、ボールに対してのタイミングが、なかなか合ってないなというのも見えてきたので、3月に入ってから調整していけたらいいなと思います」と新たな気づきを持ち帰った。

 今春キャンプも残り2日。近本は「これと言って、すごい変化が見えないっていうのがいい発見」と、ひょうひょうとした表情で言う。「『体がしんどいな』とか『めちゃくちゃ元気やな』みたいな分かりやすい変化だったら、もしかしたら『老いを感じてるんじゃないかな』とか『練習量が足りてないんじゃないかな』とか(思うが)、例年通りのコンディションで来てるんで」。変わらないことが、順調な調整の証しだ。

 「ベストな状態で開幕を迎えられるように、大きなケガなく、体調に気をつけて頑張りたい」。不動の1番が、今季もチームを活気づける。