<オープン戦:巨人3-0楽天>◇23日◇那覇先発候補の新外国人トリオが、快速球デビューを果たした。巨人フォレスト・ウィッ…
<オープン戦:巨人3-0楽天>◇23日◇那覇
先発候補の新外国人トリオが、快速球デビューを果たした。巨人フォレスト・ウィットリー投手(28=レイズ)、巨人スペンサー・ハワード投手(29)、ブライアン・マタ投手(26=レッドソックス傘下3A)が、楽天とのオープン戦(那覇)で実戦初登板。3人そろって150キロ超えの直球を連発し、1回無失点の好投を見せた。昨季、先発不足に苦しんだチームの救世主として、助っ人が立ち上がる。
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身長201センチの大型右腕、ウィットリーが投じた1球目。楽天佐藤直樹外野手(27)への外角高め直球はバックスクリーンに153キロと表示され、那覇のファンがどよめいた。その後も直球は、全て150キロ台。最速は156キロをマークする申し分のない球威を示し、楽天上位打線を3者凡退に仕留めた。
昨年11月、頼もしい先輩から助言を受けた。23、25年とDeNAで活躍したバウアーだ。10年以上の付き合いがある右腕から「高めの真っすぐはアメリカほど(ストライクを)取ってくれない。もっと低く投げた方がいい」と成功の秘訣(ひけつ)を教えてもらった。2番中島大輔外野手(24)に対し、内角低めに直球を決めて見逃し三振。日本野球適応への片りんを見せ「毎年初実戦の時は緊張する。特に今年は異国の地で全く違う環境だったので、非常に緊張感ありましたけど、結果良かったので満足してます」と、手応えを口にした。
ウィットリーの快投に、ライバルたちも黙っていない。2回に2番手で登板したハワードは、最速154キロをマーク。楽天から加入した右腕は、昨季チームメートとして戦った4番ルーク・ボイト内野手(35)から、見逃し三振を奪った。黒川史陽内野手(24)に四球を許したが、続く村林一輝内野手(28)は内角を突き三ゴロ併殺に打ち取った。
3回にマウンドに上がった3番手のマタも、最速156キロをマーク。2死から太田光捕手(29)に二塁打を許したが、走者を背負っても投球は変わらず。1番佐藤から、スライダーで空振り三振を奪い0を並べた。
外国人枠の争いは激しさを増す。先発候補の3投手に加え、WBC参加の守護神ライデル・マルティネス(29)、アルベルト・バルドナード(33)、野手はトレイ・キャベッジ外野手(28)、ボビー・ダルベック内野手(30)と支配下7選手が1軍登録の5枠をかけて戦う。阿部慎之助監督(46)は「最後の最後まで悩ませてほしい」と、うれしい悲鳴。昨季、規定投球回をクリアした投手は山崎伊織(27)のみ。先発不足に苦しんだチームを、新助っ人が救う。【北村健龍】