23日、名古屋競馬場で第28回かきつばた記念が行われ、1番人気のダノンフィーゴが重賞初制覇を果たした。川田将雅騎手を背に…

23日、名古屋競馬場で第28回かきつばた記念が行われ、1番人気のダノンフィーゴが重賞初制覇を果たした。川田将雅騎手を背に中団から好位で脚をため、直線で突き抜けて2着ウェイワードアクトに3馬身差をつける圧勝。友道康夫厩舎の管理馬が交流重賞の舞台で存在感を示した。

【画像】川田騎手のダノンフィーゴ かきつばた記念で重賞初制覇

川田騎手の手腕光る差し切り劇

中団から好位で脚をためたダノンフィーゴは、複数の逃げ馬が前でペースを作る展開を冷静に見極めた。直線入り口で馬群を割る。そのまま後続を寄せ付けず、ゴール板を駆け抜けた。

川田騎手の地方競馬での経験が、小回りコースでの立ち回りに生きた形だ。交流重賞で頼れる名手のリードが、重賞初挑戦の緊張をほぐした。

根岸Sの雪辱を果たした4歳馬

前走の根岸ステークスは3着。スムーズさを欠きながらも勝ち馬から0.2秒差と僅差だっただけに、今回の巻き返しは想定内といえる。

3勝クラス、オープン特別を連勝してきた上昇ムードそのままに、初の地方遠征で実力を証明した。デビューから10戦で8回馬券圏内という堅実さも、信頼に値する。

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JRA勢がワンツースリー独占

2着にはウェイワードアクト、3着にはマテンロウコマンドが入り、JRA勢が上位を独占。基準重量57キロで出走したダノンフィーゴが、地方勢の壁を破る形となった。

米国血統らしいパワーとスピードが、名古屋のダート1500メートルにも対応。父イントゥミスチーフの産駒として、ダート短距離での適性を存分に発揮した。

地元名古屋勢のメイショウタイセツやエコロクラージュといった地方の雄も参戦したが、この日は中央勢の地力が上回った。

今後は5月の船橋・かしわ記念JpnIへの道も視野に入る。交流重賞を制した4歳馬が、春のダート短距離戦線でどこまで駆け上がるか。注目の一頭となった。