元日本代表FWオナイウ阿道が浦和レッズに帰ってきた。クラブは2月23日、ドイツ2部マクデブルクを退団した同選手の完全移籍…
元日本代表FWオナイウ阿道が浦和レッズに帰ってきた。クラブは2月23日、ドイツ2部マクデブルクを退団した同選手の完全移籍加入を発表。2017年から2019年まで在籍した古巣への復帰で、約6年ぶりに浦和のユニフォームに袖を通す。背番号は「45」。約4年7カ月ぶりのJリーグ復帰でもある。
背番号45を背負い再出発を誓う
浦和の公式サイトを通じ、オナイウは移籍の決断を語った。「このたび、浦和レッズに復帰することになりました。再びこのエンブレムを胸に闘えることを心からうれしく思います」。喜びの裏には、かつての悔しさがある。
2017年の浦和加入時、リーグ戦出場はわずか1試合にとどまった。「若いころは思うように試合に出ることができず、悔しい気持ちのままクラブを離れました」と当時を振り返る。期限付き移籍や完全移籍を経て環境を変える中で、選手としても人としても成長できたと実感しているという。
欧州3クラブを渡り歩いた4年半
2021年夏、新たな舞台へ踏み出した。横浜F・マリノスからフランスのトゥールーズへ渡り、その後オセール、そして2025年9月にはドイツ2部のマクデブルクへ。3クラブで経験を積んだ。
だがマクデブルクでは思うような結果を残せなかった。ドイツ2部での出場は4試合にとどまり、2026年2月に契約解除で退団。日本代表として3試合3得点の実績を持つストライカーにとって、欧州での最終章は苦いものとなった。
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30歳の決意と浦和での展望
「もう若手ではありません」。30歳の言葉には静かな覚悟がにじんでいた。結果と責任が求められる立場だと自覚し、ゴールでチームに貢献してタイトル獲得に全力を尽くすと誓った。
1995年生まれ、埼玉県出身。180cm・75kgの恵まれた体格を武器に、センターフォワードとセカンドストライカーをこなす。Jリーグと欧州で磨いた経験値は、浦和の攻撃陣に新たな選択肢をもたらすはずだ。弟のオナイウ情滋が横浜F・マリノスに在籍しており、Jリーグでの兄弟対決も実現する。
悔しさを胸に離れた場所へ、成長した姿で戻る。オナイウ阿道の浦和での第二章が幕を開けた。