WBC出場を控えるチェコ代表が2月23日、宮崎県都城市のコアラのマーチスタジアムでロッテ2軍と練習試合を行い、7回11…

 WBC出場を控えるチェコ代表が2月23日、宮崎県都城市のコアラのマーチスタジアムでロッテ2軍と練習試合を行い、7回1−1で引き分けた。「GLOBAL FRIENDSHIP SERIES 2026」の第2戦。前日は降雨コールドで5回途中終了に終わったが、この日は規定の2時間制により7回で試合終了となった。両チームの投手陣がそれぞれ好投を見せた一戦だった。

【画像】チェコ代表vsロッテ2軍

チェコ5投手がロッテ打線5安打に抑える

 先発パディシャークから、バルト、フルホフ、ジョンソン、ミナジークの5投手で継投。愛斗、藤岡裕大、角中勝也らが並ぶロッテ打線を5安打に抑えた。バルトらは1イニングを三者凡退に片付けるなど、安定した内容を見せている。

 4回表、1死三塁からバブラの二ゴロの間にプロコプが本塁生還し、チェコが先制した。この日のチェコの安打はプロコプの三塁打のみ。その1本を得点に結びつけた。前日の試合ではチェルビンカが2安打3打点、フルプが適時二塁打と打線が活発だったが、この日は投手力で勝負した形だ。

ロッテ4投手リレーでチェコを1安打に抑える

 一方のロッテ2軍も投手陣が存在感を示した。先発の森から髙橋、長島、秋山がマウンドに上がり、エスカラ、バブラ、チェルヴェンカらチェコ打線をわずか1安打に抑え込んだ。

 5回裏、2死二塁から谷村剛の中前適時打でロッテが追いついた。ロッテは5安打を放ちながらも1得点にとどまったが、谷村、髙野光海、金田優太ら若手野手にとって国際試合の緊張感の中でバットを振る貴重な経験となった。

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WBC本番へ――次戦は24日広島戦

 宮崎県三股町で合宿中のチェコは、2日間のロッテ2軍戦を終えた。次は24日に日南市の天福球場で広島カープと対戦予定だ。26日にはロッテ1軍との第3戦、27日には巨人との練習試合も組まれている。

 ロッテとチェコの交流は、2023年WBCでのエピソードをきっかけに始まった「マリーンズ‐チェコ ベースボールブリッジプログラム」の一環。毎年キャンプ地へのコーチ派遣などを経て、今回初めて親善試合が実現した。国境を越えた野球の懸け橋が、着実に育っている。

 WBC本番初戦は3月5日、東京ドームでの韓国戦。宮崎での実戦経験を糧に、チェコがどこまで戦えるか。注目の舞台が近づいている。