INAC神戸レオネッサが首位決戦を制した。2025/26 SOMPO WEリーグ第16節、日テレ・東京ヴェルディベレーザ…

INAC神戸レオネッサが首位決戦を制した。2025/26 SOMPO WEリーグ第16節、日テレ・東京ヴェルディベレーザとの一戦が2月22日に味の素フィールド西が丘で行われ、INAC神戸が2-0で完勝。勝ち点38で単独首位に浮上した。敗れたベレーザは3位に転落し、同日AC長野に5-0で大勝した浦和が2位に浮上。優勝争いは勝ち点差3の三つ巴の様相を呈している。MF成宮唯はWEリーグ100試合連続出場を達成し、31歳の誕生日を自ら祝う先制弾を叩き込んだ。

【画像】首位決戦はINACが制す 

誕生日に決めた先制の一撃

INAC神戸は苦しい時期を過ごしていた。1月1日の皇后杯決勝でサンフレッチェ広島レジーナに敗れ、リーグ再開後の前節ではアルビレックス新潟レディースに0-1で黒星。2026年の公式戦で未勝利のまま迎えた大一番である。

対するベレーザは、1試合消化が多い暫定首位。勝ち点で並ばれたINAC神戸にとって、負ければ優勝争いから大きく後退しかねない一戦だった。

31分、試合が動く。DF水野蕗奈が右サイドを突破し、ゴール前へ折り返す。成宮がダイレクトで合わせ、ネットを揺らした。WEリーグ開幕から積み重ねた100試合目の節目を、自らの誕生日に自らのゴールで飾る形となった。

走力と泥臭さで上回った90分間

成宮は試合後、「勝てていない状況が続いていたが、悲観的になることはなかった。今日の勝ちはすごく大きい」とチームの手応えを口にした。技術に優れるベレーザに対し、宮本ともみ監督が掲げる「守備も攻撃」の姿勢で真っ向から挑んだ格好だ。

86分にはDF水野蕗奈が追加点を挙げ、スコアは2-0。中3日の過密日程で臨んだベレーザを、INAC神戸が走力と組織力で圧倒した90分間だった。

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三つ巴の優勝争いと4季ぶりの戴冠

INAC神戸は勝ち点38で単独首位に立った。一方、同日の第16節で浦和がAC長野に5-0と大勝し、勝ち点35で2位に浮上。敗れたベレーザは同勝ち点ながら、1試合消化が多いなか3位に後退した。首位INAC神戸を勝ち点差3で浦和とベレーザが追う三つ巴の構図である。

WEリーグ初年度の2021/22シーズンに初代王者となって以降、3シーズン連続準優勝に甘んじてきたINAC神戸。宮本体制1年目で積み上げた勝ち点差3のアドバンテージは決して安泰ではない。

成宮はなでしこジャパンへの合流を控え、「今日の勝ちは大きいですし、その勢いで代表に行けることは自分の自信にもなります」と前を向いた。

残り6節、首位を巡る三つ巴の攻防は激しさを増す。4シーズンぶりの戴冠へ、INAC神戸の真価が問われるのはここからだ。