ラケットの代わりに風呂桶(おけ)でピンポン球を打ち合う兵庫県丹波篠山市発祥の「桶ット卓球世界大会」(市主催)が22日、…

 ラケットの代わりに風呂桶(おけ)でピンポン球を打ち合う兵庫県丹波篠山市発祥の「桶ット卓球世界大会」(市主催)が22日、市内で開かれた。今年度、市内各地で開催されている丹波篠山国際博の目玉事業で、2020年の第1回から6年ぶりの世界大会となった。

 アジアや欧米にルーツがある選手も参加して104組208人が熱戦を繰り広げた。

 ネット代わりに桶が並ぶ。ダブルスで、ルールは卓球に沿っている。サーブを打つ前には「アーユー(湯)・OK(桶)?」「オッケー!」とかけ声を掛け合う。桶は両手で持つといったルールがある。

 全国ネットのテレビ番組で取り上げられて知名度が上がったこともあり、県外からも多くの人が参加した。詰めかけた観客は笑顔で拍手をして選手を盛り上げた。

 市内に2年前、尼崎市から移住してきた英国出身の英語教員テイム・ギャレスさん(57)は、次男の中学1年ジョージさん(13)とペアを組んだ。予選リーグの初戦は惜しくも負けだった。ジョージさんは卓球部で、丹波篠山市内で上位に入る実力だが、ラケットを桶に持ち替えてのプレーに「両手で打つので球のコントロールが難しかった」と話した。(青木康行)