◇米国男子◇ザ・ジェネシス招待 最終日(22日)◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7383yd(パー71)3週連続ト…
◇米国男子◇ザ・ジェネシス招待 最終日(22日)◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7383yd(パー71)
3週連続トップ10入りと勢い十分で乗り込んだ初めてのリビエラは覚悟していた以上にタフなコースだった。4日間ではベストとなる「69」で回り、通算1アンダー45位で終えた久常涼は「松山さんのすごさを、ここでより感じた。『最終日に9アンダーなんて、どうやって出すの?』って思いました」と笑った。自身がPGAツアー1年目だった2024年に当地で優勝した松山英樹は最終日に「62」をマークして6打差を逆転した。同じ舞台に立ってみて、初めて感じられることがある。
最終日は代名詞ともいえるL字から、テーラーメイドのピン型パターにスイッチして戦った。「スピードが合っていなかったので、速いグリーン用のパターで。たぶん、そこ(パターがグリーンに合っていない)しか原因がなかったから」。状態が良かった分、なかなか決めきれていない要因をシンプルに分析。昨季も試合で使ったことがあるものを引っ張り出した。
長いクラブでも止めていけるほどソフトでありながら、傾斜も相まってかなりスピードが出ているグリーン。1年目からメジャーやシグニチャーイベント(昇格大会)を除くほとんどの試合をプレーしてきた中でも、「加速すると、本当にどこまでも行っちゃう。(マスターズの)オーガスタはもっと傾斜が強くて速かったですけど、そんな感じ。いいパットを打っても、なかなかいいスピードにならなかった」と屈指の難しさといえた。
「ちょっと(パターを替える)対応が遅かった」という反省も、経験して学べる部分だ。244ydのパー3となる4番ではフェアウェイウッドで左ピンに真っすぐ飛ばして2.5mのチャンスを演出。6番(パー3)、8番でボギーが重なっても9番から3連続バーディを取り返す原動力となったショット力は納得の水準をキープできている。
ハワイでの開幕戦「ソニーオープン」の予選落ちから始まったタフな6連戦を終えてフェデックスカップポイントランキングは14位につける。初優勝、トップ30だけが進める最終戦「ツアー選手権」のエリートフィールド入りの目標に向けて上々の滑り出しを見せた。待望のオープンウィークを挟み、初出場となる2週後の昇格大会「アーノルド・パーマー招待」から再び連戦がスタートする。
フロリダ州オーランドの拠点からも遠くないベイヒルクラブ&ロッジをプレーするのは初めてとなる。出場できなかった前年大会の期間中には実際に足を運んだ日もあった。「その時もハーフしか見ていないので、まだあんまりコースを知らない。来週、ちょっとプレーできれば」。例年、硬く仕上がったグリーンが選手たちを苦しめるベイヒルとあって、我慢を求められることは分かっている。“地の利”も生かして、再びの上位争いへ準備を進めていく。(カリフォルニア州パシフィックパリセーズ/亀山泰宏)