2月22日、帯広競馬場で行われた11R・チャンピオンカップ(BG2・4歳上・ダ直200m)は、阿部武臣騎乗の1番人気、…
2月22日、帯広競馬場で行われた11R・チャンピオンカップ(BG2・4歳上・ダ直200m)は、阿部武臣騎乗の1番人気、メムロボブサップ(牡10・ばんえい・坂本東一)が勝利した。2着にコマサンエース(牡10・ばんえい・金田勇)、3着にツガルノヒロイモノ(牡7・ばんえい・長部幸光)が入った。勝ちタイムは2:02.8(馬場水分1.5%)。
2番人気で赤塚健仁騎乗、タカラキングダム(牡6・ばんえい・村上慎一)は、6着敗退。
道中はキングフェスタが先行し、それを見る形でメムロボブサップが追走。中間点付近でじっくりと息を入れる2頭に後続も合流。各馬慎重に何度も息を入れながら進み、少し間を置かれ追走する4歳馬ホクセイヒラリを除く6頭はほとんど差がなく第二障害下に到達。各馬じっくりと息を入れたのち、メムロボブサップ、コマサンエース、クリスタルコルドがほぼ同時に登坂開始。そのまま3頭ともすんなりと難なく障害をクリア。
メムロボブサップが、障害を下りた勢いで先頭に躍り出ると、クリスタルコルド以下、後続にリードを広げる。最後まで末脚が衰えず一歩一歩力強く脚を伸ばし先頭でゴール。1月の帯広記念に続く、重賞制覇で重賞勝利数が26勝となり、オレノココロが記録したばんえい競馬重賞最多勝利数を更新。さらに通算収得賞金額もキンタローを上回り歴代最高額を記録した。
2着にはコマサンエースが入り、ゴール前でクリスタルコルドをかわしたツガルノヒロイモノが3着に入った。メムロボブサップを管理する坂本東一調教師は、チャンピオンカップをこの馬で制した昨年に続く2連覇で4度目の制覇、騎乗した阿部武臣騎手も同じくこの馬で制した昨年に続く2連覇、5度目の制覇となった。
1着 メムロボブサップ
阿部武臣騎手
「ホッとしています。少し調子に不安があったので、前週の出走を見送ってこのレースに焦点を絞って調教してきました。久しぶりに乾いている重い馬場だったので、肩の力を抜いて騎乗しようと思いました。少し抜き過ぎなぐらい肩の力は抜けていたと思います。レース間隔が開いた割には手ごたえがすごく良かったので、障害さえ上げれば歩いてくれると思っていました。障害のかかりは絶好調でした。記録達成については馬を褒めてあげたいと思います。大一番のばんえい記念に向けて頑張りますので応援よろしくお願いします」
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坂東師「ばんえい記念に向けて頑張る」

坂本東一調教師
「皆さんにもう今の嬉しい気持ちは読まれているのではないかと思います。ずっと春から我慢してレースを絞ってきたので、この我慢が勝利のカギだったと思います。レースまでの間に少し調子が崩れたことがありましたが、すぐ立て直してくれました。生きている人間と同じように急にダウンすることがありますので、その面倒を見るのが私の仕事だと思っています。ゲートが開いた時に馬が行く気満々に感じたので安心してレースを見ていました。去年のばんえい記念の悔しさがあったので阿部騎手も真剣に臨んだと思います。重賞の勝利数についてはすごい記録を残してくれたと思っています。昔は勝っても勝っても賞金額の更新はできないものだと思っていましたが、賞金が上がったこともあり到達できました。記録を作ってくれたメムロボブサップに感謝です。ばんえい記念に向けて頑張って行きますので、今後もメムロボブサップの応援をよろしくお願いします」
メムロボブサップ 115戦57勝
(牡10・ばんえい・坂本東一)
父:ナリタボブサップ
母:ピュアレディ
母父:アキバオーショウ
馬主:竹澤一彦
生産者:竹澤一彦
【全着順】
1着 メムロボブサップ
2着 コマサンエース
3着 ツガルノヒロイモノ
4着 クリスタルコルド
5着 キングフェスタ
6着 タカラキングダム
7着 ホクセイヒラリ