「オープン戦、中日0-3巨人」(22日、Agreスタジアム北谷) 乾いた音で、さぁ闘魂注入だ。巨人FA加入の則本昂大投…
「オープン戦、中日0-3巨人」(22日、Agreスタジアム北谷)
乾いた音で、さぁ闘魂注入だ。巨人FA加入の則本昂大投手が新天地で初の対外試合で圧巻の投球を見せる。「すごく緊張したので、マウンドに上がる前に内海さんにビンタを入れてもらった」。笑みで目尻のシワも自然と濃くなる。納得の2回無安打0封発進だ。
今季から立つ、新しい戦う場所。真っさらなマウンドに向かうと、直球に変化球を交えながら中日打線を料理。立ち上がりに田中、上林から連続三振を奪い、二回も危なげなく三者凡退に仕留める。「チャレンジ」しているという右打者へのチェンジアップで見逃しストライクも奪うなど、投球の幅も広がっている。
実績、経験十分な右腕だが、実は内心ドキドキだった。求められる役割、結果を理解した上で「飛ばしていい年齢でもない」と葛藤。重圧を感じながらの初実戦だっただけに、内海投手コーチに頼んだのは「しばいてくれ」の一言。同コーチも「暴力沙汰になってないですよね」と笑いつつ「緊張感が伝わった」と両手で両頰にパチンと気合を入れた。
則本は「合格点だったのかな」とうなずく。闘魂の効果はてきめん。一歩目を大切に、ここからさらに加速していく。