「オープン戦、エンゼルス2-15ドジャース」(21日、テンピ) ドジャースの山本由伸投手(27)がエンゼルスとのオープ…
「オープン戦、エンゼルス2-15ドジャース」(21日、テンピ)
ドジャースの山本由伸投手(27)がエンゼルスとのオープン戦に先発し、1回2/3を3安打3奪三振で2失点(自責点1)。2イニング目につかまったが、本人にとっては手応え十分のオープン戦初登板となった。27日のジャイアンツ戦に登板した後、WBC日本代表に合流する。大谷翔平投手(31)は「1番・指名打者」で出場し、3打数1安打だった。
オープン戦初登板。1回2/3を3安打2失点と結果はいまひとつだったが、投じたボールに確かな手応えがあった。「全体的に1日1日、状態がきれいにステップアップしていると感じられている」。登板後の山本はこう言って、充実感を漂わせた。
「しっかりと集中して入れた」と振り返ったように、初回は圧巻の投球だった。昨季26本塁打のネトを外角低め94・7マイル(約152・4キロ)のツーシームで見逃し三振。2死後には3番モンカダはスプリットで空振り三振。わずか12球で三者凡退に仕留め、昨季サイ・ヤング賞投票3位、ワールドシリーズMVPの実力を存分に見せ付けた。
続く二回は直前の攻撃が30分近くに及んだ影響で「ちょっと間が空いたので、あまりうまく入れなかった」と、3長短打を許した。予定された2イニングを投げ切れず、球数が30球に達したところで降板となったが、「セットポジションでもたくさん投げられた」と3奪三振をマークした投球を前向きに捉えた。
降板時には今回が侍ジャパン合流前最後の登板と勘違いしていたロバーツ監督から「グッドラック」と声を掛けられたという山本。降板後のクラブハウスで「もう1試合あるので練習して頑張りたい」と明かすと、日米報道陣から大きな笑いが起こった。次回登板は27日のジャイアンツ戦で3回を投げる見込みだ。
石井、平良ら負傷者が相次いでいる侍投手陣についても言及。「試合を控えて2月は、けがにつながる要素があるかなと思う。気持ちを一つにして頑張りたい」とエースの自覚をにじませた。託された期待を力に変えて、さらにギアを上げていく。