【ミラノ22日=木下淳】2026年ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)で日本が獲得したメダル数が、歴代最多の24個で確…
【ミラノ22日=木下淳】2026年ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)で日本が獲得したメダル数が、歴代最多の24個で確定した。この日、日本勢が出場する最終種目が行われ、ノルディックスキー距離女子50キロクラシカルに出場した土屋正恵(29=弘果)が23位だった。金5個、銀7個、銅12個で前回22年の北京五輪で更新した最多18個を、さらに塗り替えた。
男子ビッグエアの木村葵来、同女子の村瀬心椛に、男子ハーフパイプの戸塚優斗、女子スロープスタイルの深田茉莉と4人も金メダルを獲得したスノーボードが歴代最多の9個、ペア「りくりゅう」三浦璃来、木原龍一組が日本勢初優勝のフィギュアスケートも最多6個、スキージャンプが4個、フリースタイルスキーが2個を積み上げた。
日本選手団TEAM JAPANによる閉幕記者会見も、市内のメインプレスセンターで行われ、伊東秀仁団長(64)とプレダッツォからオンラインの原田雅彦副団長(57)が出席。伊東団長は「史上最多の24個。そのうち金メダルは、国外開催では最多の5個(98年長野五輪と最多タイ)に達し、入賞も48で最多だった。冬季通算100個目も、この大会で獲得することができた」と胸を張った。
同氏は、開幕前に「目指すは19個以上」と掲げ「自分は五輪6回目だけど、これまでの1(06年トリノ)5(10年バンクーバー)8(14年ソチ)13(18年平昌)18(22年北京)は超えていきたい」と躍進を思い描き、達成した。
日本は今大会に計121人(男子47人、女子74人)の選手が参加し、先月18日に結団式。2月1日に本隊が入り、先行開幕の4日から熱戦を繰り広げてきた。
計10個(金2銀2銅6)の2桁に到達したのは4度目で、第7日のペースは北京五輪の第9日を2日も上回る歴代最速でもあった。
冬季通算も、フィギュア女子の坂本花織と中井亜美の銀銅による日本女子初1大会「複数メダル」で100個に。1956年、今回の開催都市の1つでもあるコルティナダンペッツォ大会で、アルペンスキー男子の猪谷千春が冬季では日本人初のメダルとなる銀に輝いてから、節目の大台に達した。
大会最終日の22日は、午後8時30分(日本時間23日午前4時30分)から閉会式が行われる。次回は夏季が28年にロサンゼルスで、冬季は30年にフランス・アルプス地域で行われる。
今回のミラノ・コルティナ五輪は、史上初めて複数都市名が大会名に冠された分散開催となり、既存施設を活用しコストを削減するなど持続可能性が模索された。開会式はジュゼッペ・メアッツァ競技場(サンシーロ)など4会場で初めて同時に行われた。
冬季五輪の未来を占う「実験」大会は6日から17日間、冬季史上最多の8競技116種目が行われ、世界92の国と地域から約2900人が参加した。