◆J1百年構想リーグ▽第3節 C大阪1―2広島(22日・ヨドコウ桜スタジアム)  落胆の後に歓喜が待っていた。広島はアウ…

◆J1百年構想リーグ▽第3節 C大阪1―2広島(22日・ヨドコウ桜スタジアム)

  落胆の後に歓喜が待っていた。広島はアウェーのC大阪戦で後半アディショナルタイム(AT)50分に同点弾を献上したものの、直後の同52分にユース出身のMF東俊希(ひがし・しゅんき)が右足で勝ち越し弾。利き足の左とは逆の足で決めた今季初ゴールが決勝点となり、ヒーローは「いい感じで冷静に蹴った。(同点直後は)雰囲気が良くなかったが、時間がある限り、1回はチャンスがあると思っていた」と胸を張った。

 90分勝利の勝ち点3をつかみ取ったチームは開幕から3連勝(PKでの勝利を含む)で西の首位堅守。ACLE(アジアチャンピオンズリーグ・エリート)2試合を含めて公式戦5試合連続負けなしと好調だ。百年構想リーグは特別大会のため、J1通算成績には加算されないが、C大阪戦は21年9月22日のJ1での敗戦を最後に、これで公式戦11試合連続負けなしと“お得意様”としている。

 後半ATに2点差を追いついた前試合のACLE・FCソウル戦(17日・韓国)に続いて、粘り強さを発揮した。新任でポーランド出身のバルトシュ・ガウル監督はこの日の劇的勝利に「自分たちがどれだけ勝ちたいか、素晴らしい姿勢を見せてくれた。それが我々の強みだ」と誇らしげ。東は「持ってる男。何か怖いっす」と自身の良すぎる勝負運を恐れながらも、「またしっかり練習して、いい準備をしたい」と次節・京都戦(27日・Eピース)へ手綱を締めた。広島が昨季ルヴァン杯に続くタイトル獲得へ、さらに加速した。(田村 龍一)