3打差3位から逆転で今季初優勝を狙った岩井千怜(23=Honda)は、悔し涙の2位に終わった。ボギーなしの2イーグル、2…

3打差3位から逆転で今季初優勝を狙った岩井千怜(23=Honda)は、悔し涙の2位に終わった。ボギーなしの2イーグル、2バーディーの66で回り、通算23アンダーの265。途中で首位に並びながら、68で回ったジーノ・ティティクル(タイ)に最後は1打差で逃げ切られ、昨季の年間女王が母国で通算8勝目を挙げた。12人が出場した日本勢は畑岡奈紗(27)と山下美夢有(24)が18位。

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米挑戦2年目の岩井千は、途中で優勝した世界ランキング1位ジーノに並びながら最後は1打及ばなかった。リードを許して先にホールアウト。負けを覚悟したのか、双子の姉明愛に「次だよ」と声をかけられ、悔し涙があふれてきた。

「悪くないプレーだったと思うが、それ以上にジーノがいいプレーをしていた。なかなかうまくいかないのがゴルフだなと、改めて思った」

後半10番までに2つのイーグルを含めてスコアを6つ伸ばし、3打差を跳ね返した。勝負の分かれ目は、15番パー4で外したバーディーパット。「15番を外したのがキー。反省しています」。王者に重圧をかけられなかった。

1年目の昨年は、史上初の双子でツアー初勝利を飾った。2年目の今季から登録名を「チジー岩井」に変更。飛躍を証明する2勝目を逃したが「気持ちの持ち方も学べ、大人になった。今後につながる」と最後は笑顔で締めた。