【ミラノ22日=木下淳、藤塚大輔】2026年ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)の閉幕に際し、日本オリンピック委員会(…
【ミラノ22日=木下淳、藤塚大輔】2026年ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)の閉幕に際し、日本オリンピック委員会(JOC)の橋本聖子会長(61)が市内のメインプレスセンターで会見した。
日本勢が出場する最終種目の距離を残すものの、ここまで歴代最多24個のメダル獲得(金5銀7銅12)。その中でスノーボードが歴代最多の9個と躍進した。
スノーボードと橋本会長と言えば…。あの場面に、改めてクローズアップされた。45歳で団長だった10年バンクーバー大会。男子ハーフパイプ(HP)代表の国母和宏(当時21)に、服装の乱れや会見の態度に苦情が殺到した際、全日本スキー連盟(SAJ)が橋本団長に出場辞退を申し入れたが、国母と直接会談し「私が全ての責任を負う」と独断で出場を許可。最悪の事態を免れた国母は救われた形になり、橋本団長と謝罪したことが、大会のワンシーンとして強く記憶に刻まれたことがあった。
そのスノーボードが、芽吹きの力強さで台頭。現在はJOC会長になった橋本氏は「総数24個の中、スノーボードの活躍は素晴らしいものでした。私が本当にラッキーだったのは(会場)リビーニョに初日に行って、木村選手、木俣選手の金銀を見ることができたこと。まさに、国母選手のことを思い出しました。レジェンド国母選手を見て育った平野選手、そして今回のメダリストたち。つながりの中で、素晴らしい選手を途切れなく輩出している。国母選手、けがをして普通では考えられないようなパフォーマンスをした平野選手。それが競技の裾野拡大やレベルの高さにつながっていく。スノーボード界の皆さんに感謝をしているところ」と目を細めた。
国母を巡っては、服装の乱れを注意され、入村式を自粛させられた会見で肩肘をついて「反省してまーす」と発言し、苦情が殺到。日本の大会史に残る話題沸騰となっていた。