「大阪マラソン」(22日、大阪府庁前~大阪城公園) 平林清澄が2時間6分14秒で日本人トップとなる5位でゴールし、ロサ…

 「大阪マラソン」(22日、大阪府庁前~大阪城公園)

 平林清澄が2時間6分14秒で日本人トップとなる5位でゴールし、ロサンゼルス五輪の代表選考レース「グランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場権を獲得した。レース後には悔しさをにじませながらも「冬眠から覚めた」と表現した。

 「予想外のことをしてくるとは思ったけど、想像以上だった」と平林が振り返ったように、8キロ過ぎから初マラソンの吉田響が独走状態に。2位以下は集団を形成し、じっくりと勝負の時を待った。30キロ過ぎてから平林が仕掛け、集団から抜け出した。

 ハッサンと2位グループを形成しながら先を行く吉田響を猛追。徐々に背中が見えてくると、時計に目をやり笑みを浮かべるシーンがあった。背後では海外勢3人も迫ってくる中、35キロ地点で29秒差まで縮めた。

 36キロ地点でハッサンを前に行くよう促し、37キロ地点で吉田をかわした。直後にハッサンがペースを上げる中でも付いていき、沿道の声援にガッツポーズを繰り出す余裕も。だが38キロ過ぎでアダンにかわされ、39キロ過ぎでタヌイに抜かれて4位に転落した。

 最終的に日本人トップの5位でゴール。「途中優勝も見えていた中で、後半失速してしまったのが悔しい部分」と悔しさをにじませた一方、「MGC出場権を取れたのはよかったこと。この暑さの中でも走れることは成長しているんじゃないかなと思います」と振り返った。約1年ぶりのマラソンで「積極的に攻めることができたのはよかったですし、長い冬眠から覚めたのはよかった」と力を込めた。