【茨城】サッカーJ1鹿島アントラーズは21日、ホーム・メルカリスタジアムでの柏レイソル(千葉)との対戦を、「サステナビ…

 【茨城】サッカーJ1鹿島アントラーズは21日、ホーム・メルカリスタジアムでの柏レイソル(千葉)との対戦を、「サステナビリティマッチ」と冠して開催した。サポーターに環境問題への意識を高めてもらう試み。会場では、今季から始めたゴミ分別の細分化やスタジアムグルメに使う新容器のお披露目があった。

 Jリーグでは気候変動問題に対応するため、今年1月から、各クラブの対策への取り組み状況を可視化する「スポーツポジティブリーグ」(SPL)に参画した。

 鹿島は昨年11月に「サステナビリティ方針」を公表し、観戦で出た飲食物などのゴミの50%以上を再資源化することを目標にしている。

 スタジアム内にはこの日、分別のためのエコステーションが設置された。訪れたサポーターたちは「燃えるごみ」や「食べ残し」など9種類に分けてゴミ捨てをした。

 場外のイベントスペースでは、今季中に導入予定のスタジアムグルメを提供する際に使う新容器「フィルムフォーミングカップ」(FFカップ)を体験するブースも。食後に、紙容器の表面に貼られたフィルムをはがすと、容器そのものを汚さずに再利用できる仕組みだ。

 神奈川県横須賀市から家族と鹿島の応援に来ていた小学3年の川上怜奈さん(9)は「スタジアムグルメのモツ煮が好き。この容器なら分別がしやすくてとてもいい」と話した。

 鹿島の小泉文明社長は「温暖化が進み、選手からも『夏場の猛暑で練習が厳しい』という声がある。サッカーができる持続的な環境を整えていくために、鹿島も取り組みを進めたい」と話した。(古庄暢)