【明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド第3節 2026年2月21日(土)14:03キックオフ 横浜F・マリノス…

【明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド第3節 2026年2月21日(土)14:03キックオフ 横浜F・マリノスvs浦和レッズ 日産スタジアム】撮影/原壮史(Sony α-1使用)

■粘りからの修正力

 日産スタジアムでの一戦。気温11.7度、晴れ。スタンドには2万7391人の観客が訪れていた。

 連敗スタートとなった横浜F・マリノスは、前節から前線を入れ替え、ディーン・デイビッドとユーリ・アラウージョをスタメン起用。その効果は前半から表れた。ジョルディ・クルークスがいる右サイドだけでなく、アラウージョがボールを引き出すことによって左サイドバックの加藤蓮の上がりも活かされるようになり、両サイドの高い位置からチャンスを作り出した。

 しかし、重心を低くして守る態勢になった時の浦和の粘りは今季も健在だった。最後方の木村凌也から様々な形で攻撃を展開する横浜FMに対し、根本健太とダニーロ・ボザの両CBがフィニッシャーへのボールに対して高い集中力で好対応を続け、ゴールを許すことなく0−0のまま前半を終えた。

 そして後半に入ると浦和がバランスを修正。最前線の肥田野蓮治が相手を背負って収めるプレーから裏抜け狙いへと変化させたことで、全体が縦への推進力を得た。前半はハイラインながら構える状態にさせられたことで裏を使われていた両サイドバックも出て行くようになったことで、横浜FMのサイドアタックを逆に低い位置へと追いやった。

関根貴大が先制、早川隼平が追加点

 修正のポジティブさを象徴するかのように、後半10分には左サイドバックの荻原拓也からのボールを右サイドバックの関根貴大がゴール。先制点を奪った。

 先制した浦和は、肥田野とイサーク・キーセ・テリンを入れ替えるだけでなく、柴戸海に代えて二田理央を投入。キーセ・テリンが補完役となり、二田が縦への勢いを担う、という変化をもたらしたこの交代により、センターハーフとして難しいゲームバランスの中で舵取り役を担っていた渡邊凌磨も攻撃面での輝きを取り戻すことになった。

 マリノスは途中出場の天野純が積極的なコントロールショットを狙って反撃の時間を作り出したが、いずれも僅かに枠の外に。セットプレーでの西川周作の好守もあり、浦和が同点を許さないまま終盤へと移った。

 すると後半39分、横浜FMがGKの木村凌也から右サイドへ展開しようとしたところを浦和のマテウス・サヴィオが奪取して前線にラストパス。投入されたばかりの早川隼平が抜け出し、ファーストプレーで追加点を決め、試合の行方を決定づけた。

 浦和はアディショナルタイムには流通経済大学から加入した松永颯汰のデビューも実現。ハーフタイムの修正、そして選手交代と、変化するごとに内容が上向く試合を見せ、勝点を7に伸ばした。これで3試合続いたアウェー戦が終わり、次戦はいよいよホーム開幕戦。埼スタに鹿島を迎え、Jリーグ屈指のビッグマッチを戦う。


■試合結果

横浜F・マリノス 0-2 浦和レッズ

■得点者

55分 関根貴大(浦和)
84分 早川隼平(浦和)

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