今年1月、聖地・花園で大暴れを見せた岡村徹が、静岡高ラグビー部から強豪・帝京大に進学する。176センチ、112キロの1…
今年1月、聖地・花園で大暴れを見せた岡村徹が、静岡高ラグビー部から強豪・帝京大に進学する。176センチ、112キロの18歳は「帝京のスクラムを支えられるフロントローになりたい」と希望に胸を膨らませた。
スポーツ歴は多彩。幼稚園時からラグビーを続けながら、わんぱく相撲で全国を経験。柔道にも打ち込んだ。50メートル6秒8と脚力もある。高い運動能力を認められ、県内の強豪校から誘われた。それでも静岡高という県屈指の進学校を選んだのは「獣医になる」という目標があったから。「受験勉強、頑張りました」
それが変わったのは高2の秋。帝京大の練習に参加して、技術のレベルや、選手の意識の高さに圧倒された。「ここでラグビーをやりたい」と心を決めた。
静高は部員が少なく、各種県大会には焼津水産との合同チームで出場。NO8として攻守に躍動したものの、全国高校ラグビー大会には届かなかった。
それでも大会期間中のイベント「U18合同チーム東西対抗戦」に2年連続でメンバー入り。花園のピッチに立った。そして今年1月の大会で2トライ。「普段は1発ギャグをやったりする面白い先輩。でもハンドオフで相手を蹴散らして突進する姿はすごかった」と後輩の静高・大石裕翔主将(2年)は目を輝かせた。
帝京大は全国大学選手権で13回の優勝を誇り、全国から逸材が集まる。激しい競争は覚悟の上。「15人でラグビーができるありがたみは、誰よりも知っています。ハングリーさでは負けません」と力をこめた。将来はリーグワンで活躍して日本代表へ。最高の環境で大好きなラグビーに打ち込み、夢に向かって突き進む。(里見 祐司)
◆岡村 徹(おかむら・てつ)2007年10月24日、静岡市生まれ。18歳。ラグビーは幼稚園時から。安倍川中出身。176センチ、112キロ。血液型A。家族は両親、兄と姉。