開催そのものはまだ1周を残すものの、2月の小倉開催を代表する中距離ハンデ戦。舞台となる芝1800mコースはスタンド前…

 開催そのものはまだ1周を残すものの、2月の小倉開催を代表する中距離ハンデ戦。舞台となる芝1800mコースはスタンド前から発走して1周1633.9m(Bコース使用時)の馬場を1周と少々。最後の直線距離は293mだが、3〜4角はスパイラルカーブになっており、下りを利した追い込みも利くコース設定だ。過去10年間で1番人気馬は[2-2-0-6]。ハンデ戦らしく、やや波乱傾向だ。

 ◎リカンカブールは24年中山金杯の優勝馬。飛躍が期待されたが、レース前に消耗してしまうケースが続いたため、昨年2月の小倉日経賞オープンのあと去勢手術を施され、今回が5戦目。小倉記念は休み明けのトップハンデ。その後のオールカマーは好位をキープしたもののロングスパートを仕掛ける馬がいてポジションが下がり、前々走も勝負どころで窮屈な所に入って動けなかった。前走はスタートで落馬寸前の不利。それでも1戦毎に勝ち馬との着差を詰めている。立ち回りの上手な馬で小回り競馬は得意だ。

 〇センツブラッドはラジオNIKKEI賞2着。この時はトップハンデ56kgを背負い好位追走から最後の直線で一度は先頭に立ったものの、3kg軽いハンデで出走していたのちの菊花賞3着馬に半馬身差屈してしまった。勝ちに等しいとは言わないが、高い能力を示した1戦だった。前々走のカシオペアSは4か月ぶりの実戦で持ち味を生かせなかったが、前走の鳴尾記念は立ち回りの上手さを生かしてインを巧みに立ち回り2着。横一線の2着争いを制した。据え置きの56kgなら期待は大きい。

 ▲エラトーは壇之浦S優勝馬。未勝利戦を勝ちあがったばかりでチューリップ賞へと向かったくらいだから厩舎の期待馬であることは、間違いないだろう。逃げても逃げなくても競馬が出来る馬だが、どちらかといえばワンターンコースよりもコーナー4つの芝1800mを得意としており、その条件下であれば[4-1-1-1]。前走は先行グループを見るような位置から11.4秒、11.3秒、11.1秒の加速ラップを余裕たっぷりに差し切った。相手は強くなるが、53kgなら期待膨らむ。

 △パレハは福島記念で牡馬に交じって0.3秒差3着、好メンバーが揃った小倉牝馬Sも7着だったとはいえ勝ち馬からは0.3秒差。1ハロンの距離短縮を味方に更なる前進が期待できる。

 あとは、昨年2着の△ショウナンアデイブと連闘でも△ラケマーダ。最後に同舞台の壇之浦S3着△ケイアイセナ。巴賞をレコード勝ちし、札幌記念4着。休み明け2戦目なら狙える。