WBC連覇を目指す侍ジャパンが初実戦に臨む。井端弘和監督(50)が21日、「ラグザス侍ジャパンシリーズ2026」ソフトバ…

WBC連覇を目指す侍ジャパンが初実戦に臨む。井端弘和監督(50)が21日、「ラグザス侍ジャパンシリーズ2026」ソフトバンク戦(22日、サンマリン宮崎)へ向けたスタメンを明かした。4番に佐藤輝明内野手(26)を据え、牧秀悟内野手(27)、森下翔太外野手(25)との強力クリーンアップを形成。ピッチクロック、ピッチコムといったMLB仕様のルールに適応しつつ、約2週間後に迫る開幕に備える。

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WBC連覇を目指す侍ジャパンの“初戦”。クリーンアップには日本を代表するスラッガーがずらりと並んだ。4番に座るのは、佐藤。「しっかりいいスイングができたらいいなと思います」。昨季40本塁打と102打点でセ・リーグ2冠に輝いた主砲は、どっしりと構えた。

この日は全体メニューのフリー打撃を終えたあと、居残りで特打を敢行。約20分の間に10本の柵越えと次々に飛ばして、最後までファンを沸かせた。「フォームの確認です。しっかり確認できたので良かったです」。ソフトバンク戦では結果よりも内容か、と問われ「そうですね、はい」と力を込めた。メジャー組が合流する前に、まずは4番で自身のパワーを存分に見せつける。

その後ろで「5番左翼」で先発するのは、阪神でともに戦う森下。「やっぱりチャンスの場面での一本を。あとは守備というところも安心して送り出してもらえるような形で、しっかり守っていきたい」。本職の右翼ではない左翼での先発も、勝負強さと守備の安定感を発揮するつもりだ。

1番近藤、2番周東、3番牧。トップバッターから好打者がずらりと並び、頼れる打線が形成された。実戦のテーマの1つは、ピッチクロックへの対応。打者も交代の際は30秒以内に行い、投手の制限時間の8秒前までに打席で打つ準備を整えなければいけない。ルーティンを減らしたり、動きを早めるなど、順応が求められ、実際に試すいい機会となる。

井端監督はここまでのナインの姿に目を細める。「やることは今のところやってきたかなと思いますし、選手の動きを含めて十分仕上がったなというふうに思います。各自の調整法はあると思いますけど、選手がもう開幕に向けて上がってるなとは思いますので、非常に明日以降の実戦は楽しみにしています」。まずは日本一のソフトバンク相手に、侍打線が腕試しだ。【磯綾乃】