「オープン戦、中日1-1阪神」(21日、Agreスタジアム北谷) 初めてオープン戦の開幕投手を務めた阪神・高橋遥人投手…

 「オープン戦、中日1-1阪神」(21日、Agreスタジアム北谷)

 初めてオープン戦の開幕投手を務めた阪神・高橋遥人投手が、藤川監督も認める順調な仕上がりを見せた。6年ぶりに沖縄でのオープン戦に登板し、2回4安打1失点。5三振も奪い、自身初の開幕ローテ入りに向け、また一歩歩みを進めた。

 南国でのオープン戦のマウンドに立つ背番号29。それは2020年2月22日・中日戦(北谷)以来の光景だった。度重なる故障に苦しんできた左腕にとっては、それこそが今季の順調な仕上がりの証拠。「マウンドに上がらせていただいて、本当にありがたい」と喜びをかみしめた。

 初回、いきなり岡林を内野安打で出塁させたが、続く鵜飼、上林、細川を3者連続空振り三振に切って取った。二回2死二、三塁から辻本に中前適時打を許し、1点を失ったものの、奪った6個のアウトのうち、5個が空振り三振。「三振は取れているから悪くなかった。けど、まだまだ良くなっていく。自分の中での最大値はまだある」と、見上げる天井はまだまだ高い。

 藤川監督は高橋を先発に起用した理由を「先発のきれいなマウンドに立ってきた投手なので、まずは慣れた環境で」と説明。投球内容を「非常に良く見えました」と褒めたたえた。

 “開幕投手”を務めた高橋が見据えるのは、先発ローテ入り。「現状、フォームを変えようとかはないので。とにかく自分の状態を上げられるように」。開幕まであと1カ月、ひたすらに階段を上っていく。