オリックス吉田輝星投手(25)が511日ぶりに実戦マウンドに帰ってきた。この日の紅白戦に4番手登板。24年3月に右肘内側…

オリックス吉田輝星投手(25)が511日ぶりに実戦マウンドに帰ってきた。この日の紅白戦に4番手登板。24年3月に右肘内側側副靱帯(じんたい)再建術(通称トミー・ジョン手術)を受けリハビリを続けてきた右腕が、開幕1軍をアピールした。

最終6回に一塁側ブルペンからマウンドに向かうと、拍手と歓声を浴びた。「帰ってきたなって感じはしました。もうケガしたくない、とリハビリ中はずっと思ってましたけど、別の意味で、投げ続けたいなって思いました」。9月28日楽天戦(楽天モバイル)以来の実戦をかみしめた。

先頭石川を見逃し三振、続く杉本は深い左飛に打ち取った。横山聖には初球カーブでストライクを奪うと、カウント1-1から高め直球で空振り。最後は遊ゴロで打ち取った。「真っすぐとチェンジアップが手術前の年(24年)すごい良かった。前後差と高低差、もう1個作る意味でも(カーブを)やったら、真っすぐで空振り取れる」。リハビリ期間に磨いた変化球が復帰マウンドに輝きを与えた。

リハビリ後、最速の146キロを記録。岸田監督も「(開幕1軍の)可能性はあるんじゃないですか。順調にいって抑えられれば」と24年50試合4勝14ホールドでブルペンを支えた右腕の職場復帰に目を細めた。【伊東大介】