<明治安田J1:清水1-0神戸>◇21日◇WESTグループ第3節◇アイスタJ1清水エスパルスはホームでヴィッセル神戸を1…
<明治安田J1:清水1-0神戸>◇21日◇WESTグループ第3節◇アイスタ
J1清水エスパルスはホームでヴィッセル神戸を1-0で完封し、吉田孝行監督(48)を迎えた新体制での初勝利をつかんだ。0-0の後半10分、韓国代表FWオ・セフン(27)がPKを決めて先制。町田からの期限付き移籍で23年以来3シーズンぶりに清水に復帰したストライカーの今季1号が、決勝点となった。28日の次節はアウェーでG大阪と対戦する。
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新体制での3試合目。本拠地のアイスタに「勝ちロコ」が響いた。吉田新監督も小走りで登場し、チームの列に加わる。サポーターが奏でるリズムに乗って、勝利時恒例のダンスを踊った。会見では「もうちょっと『勝ちロコ』の勉強をしておけばよかった。リズム感がなかった。次はちゃんと踊ります」と笑った。
吉田監督を含め選手、スタッフ計8人が昨季まで神戸に在籍した。それぞれの思いが交錯した古巣戦。「吉田エスパルス」の攻撃をけん引するFWオ・セフンが主役となった。後半10分、相手のハンドで得たPK。GKの逆を取り、ゴール右へ決めた。これが決勝点。背番号「9」は「孝さんを含めて神戸から来た方が多い。勝利を届けられて本当にうれしい」と喜んだ。
前半19分には、194センチのオ・セフンの高さを生かしたポストプレーから抜け出したMF千葉寛汰(22)を倒した相手DFが一発退場。この数的有利を、きっちり勝利につなげた。指揮官は「自分たちがやるべきことをやったから退場を誘ったと思う」。1月5日の始動日から取り組んできた形で突破口を開いた。
次節は敵地でG大阪戦に臨む。吉田監督は「試合の入りから自分たちがやることを整理して徹底する。それを選手たちは表現してくれているし、成長も感じている。これを継続していくことが大事」。オ・セフンも「これを続けなければいけない」と表情を引き締めた。つかんだ勝ち点3をさらなる進化につなげる。【前田和哉】
○…今季、韓国1部・浦項から完全移籍で加入した同国代表DFパク・スンウクが、清水デビューを果たした。後半26分にDF日高に代わって右サイドバックで出場。持ち味の推進力を発揮するなど、約20分間プレーした。昨年11月末に負ったけがの影響で出遅れていたが、新天地で新たな1歩を刻み「ホームでデビューできてうれしかった。もっと状態を上げていきたい」と決意を新たにした。