【ミラノ21日=飯岡大暉】26年ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)スピードスケート女子で銅メダル3個を獲得した高木美…

【ミラノ21日=飯岡大暉】26年ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)スピードスケート女子で銅メダル3個を獲得した高木美帆(31=TOKIOインカラミ)が、ミラノ市内でメダリスト会見に出席した。

500、1000メートル、団体追い抜きで銅メダルを手にした。20日(日本時間21日)の1500メートルは6位。22年北京五輪以降、最大の目標に掲げていた種目でメダル獲得はならなかった。

北京後、姉の菜那さん(33)が引退した。今回は解説者として会場から見守られ、前日のレース後にはハグをする場面もあった。

姉について「姉がいたから頑張れました、みたいな感じではない。距離感が変わった部分もあれば、変わらない距離感もある」と口にした。

「現役のときから姉として見ていた」として、「現役引退すると聞いたときも強い寂しさはあまり感じていない」と振り返った。「ずっと家族はそばにいる。会おうと思えばいつでも会える距離感。会うことも多かったし、変わらずにいてくれる存在だった」と感謝した。

五輪前の2年間は心配されていると感じていた。「本当は私に言いたいこと、かけたい言葉だったり、手を出したくなる気持ちはきっとあったと思う」と心情を察した。一方で「私がそういうのを好きじゃないと知っていたので、ずっと見守る側に徹していたと感じた」と思いを明かした。

最大目標の1500メートルでは願いをかなえられなかった。「私の願いが、身近な人たちの願いにもなっていた実感がある。それをかなえることができなかった」と悔しさをにじませた。