<オープン戦:DeNA7-5広島>◇21日◇沖縄・宜野湾広島ルーキーズが黒星スタートとなったオープン戦初戦でキラリと光る…

<オープン戦:DeNA7-5広島>◇21日◇沖縄・宜野湾

広島ルーキーズが黒星スタートとなったオープン戦初戦でキラリと光る輝きを放った。「1番中堅」のドラフト1位平川蓮外野手(21=仙台大)が猛打賞デビューで対外試合初戦からの連続複数安打を4試合に伸ばせば、同3位の勝田成内野手(22=近大)も負けじと猛打賞を記録した。

2人が打線を活性化させた。6点を追う7回。勝田が左前打で出塁すると、平川も右前打で続き、中村奨の犠飛につながる好機をつくった。平川は「あいつ(勝田)がバッティングキャラっぽいので、打たないとやばいなと」。ネクスト・バッタースボックスで受けた刺激が高い集中力となった。9回も勝田と平川の連打から2得点が生まれた。

新井監督も新人の活躍には目を細める。「蓮にしても成にしても、継続していいものを見せてくれている」。5回に二盗を成功させた平川には「チームに勢いをもたらしてくれる、そういう華やかさもある」と切り込み隊長としての魅力を感じている。

5回裏から遊撃の守備に就いた唯一の高卒新人の同6位西川篤夢内野手(18=神村学園伊賀)は、2度訪れた守備機会で落ち着いて処理。投手陣も、先発した同2位斉藤汰直投手(22=亜大)は2回3失点と課題を残したものの、2番手の同5位赤木晴哉投手(22=佛教大)は1回無失点で2三振を奪った。広島の「横一線」のレギュラー争いを新人たちがさらに熱くする。【前原淳】

▼広島のルーキー平川と勝田が3安打。オープン戦初戦で猛打賞の新人は22年2月26日渡部(オリックス)以来で、広島では84年2月25日中日戦の小早川(4安打)以来、42年ぶり。ペナントレースで小早川は打率2割8分、16本塁打を記録し新人王を獲得している。

▽広島勝田(猛打賞も守備のミスを猛省)「自分の守備のミスで失点してしまったので、そこは今日、反省する点なのかなと思う。まだまだレベルアップが必要だと思うので、1つずつ克服してやっていきたい」

▽広島斉藤(対外試合初登板も2回3失点)「課題がすべて出た試合だと思うので、次に生かしたい。この結果と内容では、いいところはないです」

▽広島赤木(1回1安打2三振無失点)「初めてということもあって緊張もしたんですけど、その中で自分の持ち味は見せられたかなと思います」