<オープン戦:カブス1-8ホワイトソックス〉◇20日(日本時間21日)◇アリゾナ州メサ>【メサ(米アリゾナ州)20日(日…
<オープン戦:カブス1-8ホワイトソックス〉◇20日(日本時間21日)◇アリゾナ州メサ>
【メサ(米アリゾナ州)20日(日本時間21日)=四竈衛】メジャー1年目のホワイトソックス村上宗隆内野手(26)が、「デビュー戦」となったカブス相手のオープン戦に「4番一塁」で出場。初安打を含む4打数2安打2打点と快調なスタートを切った。日本の主砲としても準備の日々。米国では、あと4試合に出場し、侍ジャパンに合流する。
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予期せぬハプニングにも、村上はまったく動じなかった。午前中に本拠地グレンデールでの練習を終え、敵地への移動中、高速道路で交通事故の大渋滞に巻き込まれた。順調なら約30分で着くところが、八木賢造通訳が運転する車はノロノロ運転が続き、到着予定は、約1時間以上オーバー。一時は、ホ軍側が先発スタメンの変更を考慮し始めるほどで、試合開始約15分前にようやく球場へたどり着き、慌ただしい中、米国で初の実戦に臨んだ。
NPB時代以来となるカ軍鈴木との試合前のツーショットどころか、ほぼアップの時間もなく「プレーボール」となった。さすがに、開始直後こそ「ふわふわしていた」と言うものの、徐々にペースを取り戻し、3回の第2打席に中前へ低い弾道で抜ける初安打。さらに、4回1死満塁の第3打席には、中堅最深部へ大飛球を飛ばし、カ軍鈴木が太陽光で打球を見失ったこともあり、2点適時二塁打となった。
試合後、米国報道陣に対し、事故状況を「オー・マイ・ガッー!」と説明。大爆笑を誘った。「間に合うか心配でした」と話した一方、「ケガなく終われて良かったです。(二塁打は)いい角度で上がったんで、いいスイングができたと思います」と振り返った。
オープン戦初戦で米国の報道陣の心もつかんだ侍は、21日(同22日)は試合に出場しないものの、この日を含め、27日までに約5試合でプレーする予定。遅刻寸前のバタバタ劇も、終わってみれば2安打の好スタート。交代後、シャワーを浴び終えた村上は、「しっかり打席でスイングできた。打てないより打てた方がいい。またシーズンも打てるように頑張りたいです」。WBCの先のシーズンまで見据え、ホッとしたように笑顔をのぞかせた。