ダルビッシュがアドバイスするなど、侍ジャパンはピッチクロックの対策を入念に行っている(C)TsutomuBEPPU/Co…

ダルビッシュがアドバイスするなど、侍ジャパンはピッチクロックの対策を入念に行っている(C)TsutomuBEPPU/CoCoKARAnext

 野球日本代表「侍ジャパン」は、強化合宿でピッチクロックの対策を入念に行っている。

 臨時アドバイザーを務めているダルビッシュ有も、2月19日の第2クール最終日にブルペンの投球練習後に捕手陣へアドバイスを送った。

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 チーム最年長の中村悠平は、内容は企業秘密としながらも「大会に向けてのダルビッシュさんからアドバイス」と話し、「ボールの交換だったりとか、時間を有効活用するためにはどうしたらいいかとか、そういった話ですね」と明かした。

 投手は捕手の返球を受けてから走者なしでは15秒、走者ありの場合は18秒以内に投球動作をしなければならないが、18日にライブBPを行った際、ピッチクロックで時間に迫られる中で課題も見つかった。

「一定のリズムになってしまってというのもあった。そういったところはまだ合宿中で詰めていけたらいいねと。あとはMLBの実際のボタンをピッチクロックで押す方がいらっしゃるので、そういった中でどんどん対応していこうという話ですね」

 サインを伝達するための機器であるピッチコムにも対応していかなければいけない。2023年のWBCでは世界一を決めた瞬間にマスクを被った中村も、初めての経験だ。

 35歳のベテランは「右バッターで外が欲しいのにインコースのサインを出してしまうとかっていうのがやっぱり僕の中にあるので。キャンセルボタンがあるんですけど、キャンセルを押すと投手もやっぱり動揺してしまうし、そこで時間もやっぱり食ってしまうので。なるべくそういうミスがないようにしたいですね」と、気を引き締めた。

 「僕らはシーズン中にやっているわけじゃないので、また違った野球観というか、時間に追われている野球をしているなというのはある」と話した中村。本番に向けていよいよ強化試合も始まるが、今後、実戦を経て慣れていく必要がありそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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