今週の日曜日は、東京競馬場でフェブラリーステークス(GI・ダート1600m)が行われます。 過去10年のフェブラリー…

 今週の日曜日は、東京競馬場でフェブラリーステークス(GI・ダート1600m)が行われます。

 過去10年のフェブラリーSでは牡馬、セン馬が10勝2着10回3着9回。牝馬は3着1回のみとなっており、牡馬やセン馬に有利な競走であることが分かります。また、この傾向はフェブラリーSを含む東京ダート1600mで行われる重賞で見ても大きく変わることはありません。

 16年以降の東京ダート1600mで開催された重賞は28レースが開催され、牝馬は28頭が出走し1勝3着1回と苦戦しています。このことから東京ダート1600mの重賞は牝馬にとっては鬼門ともいえる条件なのかもしれません。

 今年のフェブラリーSは牝馬のダブルハートボンドが人気を集めそうですが、はたして結果はどうなるのか。同馬の取捨が今年のフェブラリーSを当てるうえで最も重要なミッションと言っても過言ではありません。

 ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。

【条件】
牝馬(ただし、1600mのGI勝ち馬は除く)
[0-0-0-11]複勝率0%
該当馬:ダブルハートボンド

※特に言及のない限り、過去10年のフェブラリーS(計10レース)を対象にしています。

 上位人気が予想されるダブルハートボンドが該当しました。

 過去10年のフェブラリーSで苦戦が続く牝馬ですが、馬券に絡んだのは22年のソダシ。同馬は阪神JF、桜花賞と1600mのGIで2勝を挙げていた実力馬。ハイレベルなメンバーが集まるGIで結果を残せているほどですから、1600mに極めて高い適性があったと言えます。芝、ダートの違いはありますが、フェブラリーSも1600mが舞台になりますし、この距離に高い適性を示す実績があれば牝馬でも通用するのかもしれません。

 該当馬に挙げたダブルハートボンドはこれまで1600mで実績がないどころか、この距離は今回が初めての出走になります。当然ですが東京ダート1600mも未経験。しかも、芝からのスタートになる条件も今回が初。加えて、今までは1800m以上の距離に使われていますし、1600mのスピードに対応できるかは未知な部分があります。

 前走のチャンピオンズCで牡馬相手のGIを勝利しているように能力は十分ですが、前走は豊富な経験があったダート1800mが舞台。今回は一転して未経験の距離になりますし、前走の走りを鵜呑みにするのは少々危険な印象を受けます。

 現状、今回の条件では人気ほどの信頼は置きにくい1頭ですし、妙味を考えれば本馬の評価を割り引いて考えるのが得策と言えるかもしれません。

 重賞レースの参考に、是非お役立てください。