◇米国男子◇ザ・ジェネシス招待 2日目(20日)◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7383yd(パー71)カットライ…
◇米国男子◇ザ・ジェネシス招待 2日目(20日)◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7383yd(パー71)
カットライン上の通算イーブンパーで迎えた最終18番もグリーン左から、イヤなアプローチが残った。この2日間、何度も苦しめられてきた下りのラインが入る寄せはグリーンスピードの恐怖との闘いでもある。何とか1.5mのオーバーにとどめ、パーパットをねじ込んで久常涼は週末に生き残った。
「最後、ギリギリで落ちなかったから良かったな、と。(評価できるのは)それくらいですかね」。日没サスペンデッドで15ホールのプレーにとどまった初日に一時4アンダーまで伸ばし、朝に3ホールをプレーしてすぐにティオフした第2ラウンドも1番(パー5)でバーディを先行した。勢いよく飛び出しながら、トップ10入りを続けてきた過去3週のようにはいかず、ボーダーラインとの攻防を強いられた不満がにじむ。
好調ぶりを支えてきたパッティングがもどかしい。第2ラウンドのスコア貢献度を示すストロークゲインド・パッティングは「-2.099」でフィールド62位だった。雨で非常に軟らかくなっているのに、スピードはしっかり出ているグリーン。同じようにソフトで、海沿いの強風を考慮して遅めに仕上げていた前週ペブルビーチとのギャップを埋められずにいる。「傾斜も強いですし、そのスピード感に自分はちょっと合わせ切れていない」と話す。
それでも週末の切符を確保できたのは、ティショットでアドバンテージを握るプレーを続けられているから。連日のバーディを決めた300ydのパー4となる10番では、ジャッジから繊細さが光った。最初に持っていた1Wを3Wにスイッチすると、フェアウェイウッドとしては少し高めのティアップで花道に運んでから寄せて獲った。「ドライバーだと奥に行くだろうなと思った。手前の方が少し入口はありましたし、その辺は良かったのかな」
開幕戦の「ソニーオープン」で予選落ちを喫した後は5週連続で決勝ラウンドに進んだ。前週まで3試合連続で優勝争いにも加わり、タフな6連戦で得たものは大きい。残り36ホール。42位から「上を見て、しっかり伸ばしていきたい」と力を振り絞る。(カリフォルニア州パシフィックパリセーズ/亀山泰宏)