【NASCAR】開幕戦 デイトナ500(日本時間2月16日)【映像】壊れた車を“叩いて直す”驚きの光景(実際の様子) 全…
【NASCAR】開幕戦 デイトナ500(日本時間2月16日)
全米屈指の人気を誇るストックカーレース「NASCAR」の開幕戦、伝統の「デイトナ500」で、F1などのフォーミュラカーでは考えられない“豪快すぎる”修理シーンが捉えられ、ゲスト解説の現役レーサーが驚愕する一幕があった。
アクシデントが発生したのは、全3ステージで行われるステージ2の85周目。先頭集団で発生したクラッシュの混乱の中、インフィールドからピット方向へ弾き出されスピンしていたチェイス・ブリスコー(19号車)に、ピットロードを走行していたオースティン・ディロン(3号車)が追突。ディロンのマシンはフロント部分に大きなダメージを負い、緊急ピットインを余儀なくされた。
イエローコーションが出される中、注目が集まったのはその修復作業だ。ピットクルーは折れ曲がったホイールハウスに対し、ハンマーで下から激しく叩き上げる力技で修理を敢行。さらに、開きかけたボンネットフードを固定するために登場したのは、“ダックテープ”と呼ばれる大型のテープだった。クルーたちが手際よくテープを貼り付け、見た目は二の次と言わんばかりの応急処置が次々と施されていく。
実況から「どうですか、このリペアの仕方は?」と問われたゲスト解説で現役レーシングドライバーの大湯都史樹は、あまりの光景に「これで直るんですか!?」と苦笑い。結果的にその場での修復は成功せず、マシンはガレージへ向かうことになったが、その際もピットからバック走行で移動する破天荒ぶり。
大湯は「普通のレースの概念を持ってきちゃダメですね」とコメント。F1や国内トップフォーミュラであればペナルティになりかねない、NASCAR特有の“文化”に衝撃を受けていた。結果的にディロンはリタイアとなったが、わずかな可能性に賭けてハンマーとテープで戦う姿は、まさにストックカーレースの醍醐味と言えるシーンだった。(ABEMA『NASCAR Groove 2026』/(C)NASCAR)