◇米国男子◇ザ・ジェネシス招待 2日目(20日)◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7383yd(パー71)降雨による…

松山英樹は「72」とスコアを落としながら踏みとどまった

◇米国男子◇ザ・ジェネシス招待 2日目(20日)◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7383yd(パー71)

降雨による3時間近い中断明けには冷たい強風が吹いた初日に比べ、穏やかなコンディションだった2日目はビッグスコアが続出した。エリートフィールドに集う精鋭たちは好条件を味方にアグレッシブなプレーを展開。初日「70.891」だった平均スコアも「69.432」まで下がった。

ティショットには安定感

まさに伸ばし合いの一日にあって、松山英樹は2バーディ、3ボギーの「72」と停滞した。前日、当地でのキャリアで初のボギーを喫した1番(パー5)でバーディ発進。手前のガードバンカーから1.8mにつけて難なく獲ったが、2番で1Wショットが左へ。ラフからの2打目を左サイドの深いバンカーに入れ、すぐにスタート時の2アンダーへ戻された。

8番で2つ目のボギーをたたいた直後は、立て続けのチャンスメークを生かせなかった。バンカー越えの右手前ピンに向かって2打目を打ち上げる9番は完璧に距離感を合わせたが、4mを打ち切れなかった。1Wできっちり花道に運んだ300ydのパー4となる10番も2.5mを仕留められない。

歴代覇者として意地を見せた

散見されたのは、10番のようにカップ手前で切れていくシーン。13、14番も4~5mほどのバーディパットが手前から左へ抜けていった。開幕前からの雨で極めてソフトになっているグリーンは止まりやすく、スピンもほどけずに入る一方でスピードがしっかりと出ている。前週「AT&T ペブルビーチプロアマ」のグリーンもかなり軟らかかったが、こちらは強い海風が吹きつけることもあってグリーンスピードは抑えられていた。

巧みなショートゲームが際立つ

背後にカットラインを感じながらとなった終盤のプレー。もどかしい流れだからこそ底力も際立つ。1Wショットを右サイドの深いバンカーに突っ込んだ15番は、クリーンなアイアンの2打目で高いあごをかわしつつ、アプローチを狙っていける花道まで持っていった。16番(パー3)の3パットでさらに一歩後退を強いられても、続く17番(パー5)で1W→3Wをつないで、最後はガードバンカーからの巧みな寄せでスタートホール以来のバーディをもぎ取った。

週末に進めれば上位進出のチャンスは残る

通算1アンダー33位。首位との差は11打に開いた。それでも、まず4日間を戦えなければ上位に迫る可能性も生まれない。(カリフォルニア州パシフィックパリセーズ/亀山泰宏)