ミラノ・コルティナ冬季オリンピック(五輪)のスピードスケート女子1500メートルで高木美帆は6位だった。今大会、3個の…

 ミラノ・コルティナ冬季オリンピック(五輪)のスピードスケート女子1500メートルで高木美帆は6位だった。今大会、3個の銅メダル(500メートル、1000メートル、団体追い抜き)を獲得し、日本女子最多五輪メダル記録(夏季大会含む)を10個に伸ばしていた。まだ手にしていない1500メートルでの金メダル獲得を最大の目標にしていた。

 レース後の報道陣との主なやり取りは次の通り。

 ――力まずスピードを出すことを課題に挙げていたが、今日の滑りはどうだったか。

 「300メートルから700メートルにかけては、私の中では今シーズンで一番良かった感覚はある。だから、この結果は自分のミスではなく、実力不足だった」

 ――ゴールした瞬間の気持ちは。

 「受け入れている部分はあった。ここ数年、後半の滑りがずっと(思うように)できていなかった。その自覚もあったので、この順位については、『そうか……』というような感情だった」

 ――1500メートルの金メダルを目指すと明言し、チームを作って活動してきた。結果も踏まえ、ここまでの歩みをどう感じるか。

 「ちょっと今、この場で何かを語るには、やや気持ちの整理が必要だなと思ってはいる。後日、聞いてもらえれば」

 ――1500メートルのためにミラノ目指してきた。悔いはないか。

 「今感じている気持ちとして、すごく冷静に見ると、頑張ってきたなっていう思いはある。よく気持ちが折れずにここまでこられたところは、自分のことを頑張ったなと思っている」(構成・松本龍三郎)