荒巻はルーキーイヤーの昨季にプロ初本塁打もマークしている(C)産経新聞社 温暖な沖縄の太陽の下、開幕スタメンを争う激しい…

荒巻はルーキーイヤーの昨季にプロ初本塁打もマークしている(C)産経新聞社

 温暖な沖縄の太陽の下、開幕スタメンを争う激しい競争が展開されています。

 2年ぶりのリーグ制覇と14年ぶりの日本一を狙う、阿部巨人です。絶対的な主砲だった岡本和真内野手がブルージェイズに移籍し、得点力という点では一抹の不安が残りますが、ポジションが空いた今、若手にとっては千載一遇のチャンス。

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 やるなら今しかありません。

 そんな中、評価を上げているのが大卒2年目内野手の荒巻悠選手です。スポーツ紙の記者は言います。

「荒巻は面白いですよ。打球が強く、とにかく飛距離が出る。掛け値なしのロングヒッターです。攻守に確実性を上げていけば、三塁のスタメンに名を連ねても不思議ではありません」

 宮崎キャンプでは「名手」として知られる川相昌弘ディフェンスチーフコーチと一緒に早出守備練習を行うなど、基礎練習を反復する様子も伝えられました。守備の安定性を増して、持ち前の長打力に磨きをかければ、飛躍のシーズンとなることでしょう。

 さらにもう一つ、荒巻には「武器」があると指摘するのは、前述の記者です。

「ロングヒッターの中には、とにかく手当たり次第振り回すタイプの打者も多いんですが、荒巻は選球眼が優れていて、しっかりストライクとボールを見極められるのです。ルーキーイヤーの昨季は打率.296と申し分ない成績をマークしましたが、出塁率は.377にまで跳ね上がります。これも『打ちたい、打ちたい』の欲を捨て、チームのために『つなぐ』意識がある証拠でしょう。逆に言えば、相手の投手からすると、対戦するのが嫌なタイプです」

 現状、中軸は来日2年目のトレイ・キャベッジや昨季途中にソフトバンクから移籍してきたリチャード、さらには新加入のボビー・ダルベックらが有力候補に挙がっています。ここに荒巻が加わり、ハイレベルな切磋琢磨が展開されれば、自ずと阿部巨人の躍進につながるのは間違いありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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