<イタリアの風>終わりが見えてきた19日、コルティナに雪が降った。ずっと雪が少ない街だと思っていたが、山岳部の本領発揮。…
<イタリアの風>
終わりが見えてきた19日、コルティナに雪が降った。
ずっと雪が少ない街だと思っていたが、山岳部の本領発揮。ホテルを出てカーリング会場に出発しようとしたが、目の前の景色にぼうぜんと立ち尽くした。最寄りのバス停まで2キロ弱。坂道なので晴れた日でも歩くとそこそこ疲れる。この辺でタクシーなんて見たことない。絶望的な顔をしていたのだろう。1台のフィアットが止まった。運転するご婦人に声をかけてもらい、バス停まで送ってもらえることになった。「坂道は危ないから遠回りするわね」という。どうやら夏用タイヤらしい。この雪道で!?
カーリング会場付近行きのバスに乗って安心すると、途中で降ろされた。「これ以上先には行けない」という。チェーンを装着していないからだ。なぜ装着して出発しないんだ…。同乗していた大会ボランティアたちと「ここはどこ?」と困惑しながら、次来たバスに飛び乗り、また知らない場所で降ろされた。雪の中30分ほど歩いて会場にやっと到着。試合開始が30分遅れることを知った。道路が渋滞して各チームの到着が遅れたからだ。大変な思いをしてたどり着いた会場で、日本代表フォルティウスのラスト中国戦、勝利を見届けられて、良かった。【保坂果那】