フェラーリの調整は順調に進んでいるようだ(C)Getty Images 2026年第2回F1バーレーンテストは現地時間2…

フェラーリの調整は順調に進んでいるようだ(C)Getty Images

 2026年第2回F1バーレーンテストは現地時間2月20日で全スケジュールを終えた。3日目の20日では、フェラーリのシャルル・ルクレールが総合トップとなる1分31秒992をマーク。ここまで、好タイムを残して来たメルセデスやマクラーレンを上回るなど、2週間後に迫る開幕戦メルボルンGPに向け期待が大きく膨らむ結果となった。

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 イタリアメディア『FormulaPassion』では、この日のフェラーリのテスト内容を報じながら、「今日、ルクレールが記録した最速タイムそのもの以上に、信頼性の高さ、トラブルの少なさ、そして予定していた作業プログラムを完遂できたことが大きい」などと評している。

 さらに、「3月第1週のウィークエンドには、(メルボルンGPの)公式セッションでのタイムで最初の答えが示されるが、少なくとも近年と比べれば、レッドマシンは確実に良い状態にあるように見える」と賛辞を惜しまない。

 バーレーンの最終日でフェラーリはルクレールが132周を周回し、全チームで唯一となる1分31秒台を刻んだ。テスト全体におけるパフォーマンスが注目の的となっており、同メディアは、「複数のライバルチームがフェラーリをメルセデスと並ぶ優勝候補の一角に挙げたことも評価材料だ」などと指摘する。

 また今回の記事では、フェラーリのフレデリック・バスール代表のコメントを掲載しており、「ここまではすべて順調だ。今週の目的は、できるだけ多くの周回を重ね、データを集め、シーズンを堅実な基盤の上でスタートさせることだった。その意味では目標は達成できたし、一定の信頼性も確認できた」などの手応えを口にしている。

 だが一方で、バスール代表は冷静な見解も示しており、「現段階の速さは、単純に評価できるものではない。というのも、他チームの燃料搭載量やエンジンの出力設定も分からない。また、すべてのチームが同じタイヤ条件で走っているわけではない」などと説明。あくまでもテストでの結果であると強調し、「この最速記録がそのままメルボルンでの結果に結びつくわけではない」と述べている。

 指揮官は慎重さを崩さない中でも、その言葉には自信も覗かせている。昨季、未勝利に終わったイタリアの名門は新シーズンの戦いに向け、大きな飛躍を遂げる準備を整えつつあるようだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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