松井は「左鼠径部の張り」で様子を見る状況だという(C)Getty Images パドレスの松井裕樹がワールド・ベースボー…

松井は「左鼠径部の張り」で様子を見る状況だという(C)Getty Images

 パドレスの松井裕樹がワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表を辞退する可能性が浮上した。現地時間2月19日、キャンプ地でのライブBP登板の際、股関節に違和感を覚え、緊急降板したと現地各メディアが報じている。

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 メジャー公式サイト『MLB.com』では、パドレス球団が「左鼠径部の張り」の症状と発表したことを伝えており、クレイグ・スタメン監督が松井について、「日々、様子を見る状況だ」と語ったという。

 また、「この負傷で長期離脱は無い」という球団が見込んでいると説くとともに、「ただ、WBC開幕が迫る中で、マツイがまだ実戦登板に向けて十分に仕上がっていないことを踏まえると、連覇を目指す日本代表のブルペンに影響が出る可能性はある」などと同メディアは指摘する。

 さらに今後については、「最終的な判断は、パドレスのメディカルスタッフと協議した上でマツイ本人に委ねられる見通しだ」と綴っている他、「現時点では結論を出すには早い段階だ」とも評している。だが、スタメン監督は、「休養を経てどういう状態か、そして翌日どう感じるかを見極める必要がある」と述べる一方で、「正直なところ、WBC出場は微妙な状況になったと思う」との見解を示している。

 日本代表「侍ジャパン」では、最終ロースター決定後、投手陣に故障者が相次いだ。西武の平良海馬、阪神の石井大智がそれぞれキャンプ中での怪我のため離脱。両投手の代わりに楽天の藤平尚真、西武の隅田知一郎が緊急招集となった。松井もチームを離れることとなれば、救援陣の顔触れが当初よりも大きく変りかねない状況だ

『MLB.com』でも、「マツイはパドレスでの2シーズンで125試合に登板し、防御率3.86を記録。中盤のイニングを任される貴重な左のリリーフとして存在感を示してきた。侍ジャパンでも、おそらくは勝負どころでの登板を担うと見られていた」と大会での役割について論じている。

 前回大会にも出場しており、メジャーでの経験も積んだ松井の存在は日本の救援陣の大きな支えとなることは間違いない。離脱となれば、侍ジャパンにとって大きな痛手だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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