優勝馬には高松宮記念への優先出走権が付与される短距離の別定重量戦。昨年は京都開催の最終週に組まれたが、今年は阪神開催…
優勝馬には高松宮記念への優先出走権が付与される短距離の別定重量戦。昨年は京都開催の最終週に組まれたが、今年は阪神開催の開幕週。レースの趣きは異なるものになりそうだ。舞台となる阪神競馬場芝1400mは内回りコースを使用するワンターンコース。2角付近に設けられたポケットからスタートし、最後の直線は356.5m。スタートして最初のコーナーまで距離があることと、コース全体が緩やかな下り勾配となっているのでハイペースになりやすく、最後には1.8mの急坂が待つ難コースだ。
◎マイネルチケットは奥多摩S優勝馬。新馬戦はマスカレードボール相手に0.1秒差2着で、京王杯2歳Sはパンジャタワーから0.1秒差2着。昨年秋の仲秋S、三年坂Sは、それぞれ勝ったラヴァンダ、ブエナオンダと同タイム2着だから、能力は重賞級。マイル戦でも[1-4-1-2]だから十分に守備範囲と言えるが、前進気勢が強く集中力に欠けるところがあるので1400mの方が競馬がしやすいように見える。前走は逃げた馬に楽をさせすぎてしまったが、前々走から着用したシャドーロールも効果を発揮しているようだ。重賞初制覇を期待したい。
〇カンチェンジュンガは京都競馬場で行われた昨年の阪急杯、そして秋のセントウルS優勝馬。同じ1400mでも開催最終週の外回りコースから開幕週の内回りコースへと変わる事で適性が問われそうだが、セントウルSは開幕週だった。前々走のスプリンターズSは前後半の3ハロン33.7秒〜33.2秒という異例のスローペース。馬群の後方で脚を溜めて、直線勝負にかけたものの前も止まらず、前走もスローペース、そして初めて経験する距離に泣かされた。この距離で見直したい。
▲ヤンキーバローズはファルコンS優勝馬。それを含めて芝1400m戦は[1-1-1-0]。前進気勢が強く、マイル戦では思うような競馬が出来ないようだが、それでもキャリアを重ねるごとに勝ち馬との差を詰めている。前走は、前後半の半マイルが47.4秒〜46.3秒というスローペースに泣かされたが、0.3秒差6着ならクラスにめどを立てた。
△ナムラアトムは芝1400m[3-0-2-2]ですべて4着以内。阪神競馬場同距離なら[1-0-2-0]と馬券対象から外れていない。前走のシルクロードSは痛恨の出遅れ。大外からメンバー最速の末脚で追い込んだが0.5秒差10着。悔いが残る競馬となってしまったが、重賞でもめどが立つ内容だった。
あとは、格上げ初戦も一昨年7月のデビュー戦から[4-1-0-0]の△ディアナザール、このレースで2年連続2着△アサカラキング。最後に△ソンシ。1年以上ぶりの実戦となるが、この馬の能力はこのメンバーでも互角以上だ。