DeNA相川亮二監督(49)が、注目の正捕手争いについて、「勝てる捕手」を起用する方針を示した。指揮官が理想とする「勝て…

DeNA相川亮二監督(49)が、注目の正捕手争いについて、「勝てる捕手」を起用する方針を示した。指揮官が理想とする「勝てる捕手」とは? その選手像や条件に迫った。【取材・構成=久保賢吾】

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相川監督は「勝てる捕手」について「僕が今まで見て、まさにその選手像っていうのが谷繁さん」と横浜(現DeNA)、中日で活躍し、通算3021試合に出場した谷繁元信氏(55=日刊スポーツ評論家)の名を即答した。横浜時代にはチームメートで、谷繁氏の中日移籍後は対戦相手でそのすごみに触れた。

「打者と投手の1対1ではなく、(打者に)捕手を意識させて、捕手と投手の2対1で打者と戦えるのが勝てる捕手。勝たなきゃいけない試合、優勝するためには必要な存在です」

ヤクルト時代に言われた言葉とも重なる。「投手の調子が悪かったり、レベルが落ちる時に初めて捕手の出番だぞっていうことをよく言われた。たぶん野村克也さんからの教えで残っていて、そういう時に捕手としての腕が試されると。それが古田敦也さんであり、谷繁さん」と話した。

「勝てる捕手」の条件の1つに、打者との「駆け引き」を挙げた。「いい打者を抑えるためには駆け引きはすごく大事。そこは目いっぱいやってもらいたいし、データとは正反対の部分もある。強いコースでも投げ込んでいかなきゃいけない時もあるし、意識付けにもなる。打たれることを怖がらずに駆け引きして、勝負だって時にどんなリードをするか」と話した。

現状、スタメン争いは山本、松尾、戸柱を中心に争われる。相川監督の構想では、シーズン序盤は複数の選手を起用しながら「試合を積み重ねた中で誰かがレギュラーとして、出てくれればいいかなと。そうならなければ当然併用になる。僕が想像する“勝てる捕手”になってほしいです」と期待を込めた。