<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):スピードスケート>◇女子1500メートル決勝◇20日◇ミラノ・スピードスケート…

<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):スピードスケート>◇女子1500メートル決勝◇20日◇ミラノ・スピードスケート競技場

取材中、2度も妹を抱きしめた。

テレビ解説を務めていた2018年平昌五輪2冠の高木菜那さん(33)が、日本テレビ系の中継番組で6位だった妹美帆(31=TOKIOインカラミ)をインタビューした。

菜那さんが「1500メートル、楽しかったですか」と優しく質問すると、美帆は「そうですね…最後の1周はつらかったですけど…」と感極まった。

涙目の妹に姉はさらに「頑張ったよ~本当に」と笑顔で声をかけた。

美帆はこらえ切れなかった涙をぬぐって、これまでと今の自分を振り返った。

「過去2大会、1500メートルのスタートラインに立った時の気持ちを考えると、平昌も北京も恐怖心だったり、プレッシャーとかを感じながらスタートラインに立って、足が震えてたりというのもありました」。

それでも今回のレースは「今日はもう行くだけだと思って、語弊を生むかもしれないですけど、気持ちよくスタートは切れたのかなって。そこだけはよかったなって思っています」と話した。

さらに菜那さんから「このオリンピック、最後まで出し切れましたか」と聞かれた美帆は「出しきれたと思います」と即答。「自分の中では、今までやってきたことを思い返すと、だんだん1500メートルが走れなくなっていっているのも感じてる中で、この結果を受け入れている部分もありますね」と率直な心境も明かした。一方で「頑張ってるだけで終わらせたくないなと思ったので、悔しいところあるんですけど…」とも話した。

姉妹の絆のワンシーンに、X(旧ツイッター)では「あの強い高木美帆が姉の高木菜那の前で妹になった瞬間。これだから高木姉妹はやめられない。本当に菜那ちゃんが全部言ってくれたよ、頑張ったよ美帆ちゃん。ありがとう、お疲れ様」「高木菜那さん、高木美帆選手へのインタビュー最初の質問が『楽しかったですか?』は秀逸。本当に素晴らしい。お姉ちゃんの顔になってましたね」などの声が上がった。