アトレチコ・マドリードがバルセロナに狙われているアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレス(26)を今夏放出するつもりはな…
アトレチコ・マドリードがバルセロナに狙われているアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレス(26)を今夏放出するつもりはないと、スペイン紙スポルト電子版が20日に報じた。
同紙によると、バルセロナは今夏、契約が6月30日で満了するポーランド代表FWレバンドフスキに退団の可能性があるため、新たなセンターフォワード獲得を検討しているという。得点力を備え、チームメートとうまく連携して素早く攻撃を仕掛け、さらに前線でプレスをかけることができるストライカーを求めており、年齢的にも長期的に貢献できると高く評価しているフリアン・アルバレスを最有力候補に挙げているとのことだ。
一方、Aマドリードはフリアン・アルバレスの代理人が他のクラブといくつか会合を行った可能性があることに不快感を抱いており、今夏の移籍市場での売却意思がないことを明らかにしている。しかし、契約が30年6月30日までとまだ4年以上残り、契約解除金を5億ユーロ(約900億円)に設定しているため、簡単に移籍できないという点で平静を保っているとのことだ。
この状況下、スペインのラジオ局カデナ・セルのサッカー番組「エル・ラルゲロ」の報道によると、Aマドリードはバルセロナに対し、獲得を希望する場合、移籍金として約2億ユーロ(約360億円)を検討している旨と伝えたという。これはフリアン・アルバレスの市場価値として見積もられている1億ユーロ(約180億円)をはるかに上回る金額である。そのため、現時点でバルセロナが獲得することはほぼ不可能であり、より現実的な状況になった場合のみ、動く可能性を検討するとのことだ。
また、バルセロナよりも資金力があり、必要であれば1億ユーロ(約180億円)を準備できるチェルシーとアーセナルもフリアン・アルバレスの去就に関して、すでに問い合わせ済みだという。
フリアン・アルバレスは昨季、マンチェスター・シティーから移籍金7500万ユーロ(約135億円)プラス出来高2000万ユーロ(約36億円)、30年6月30日までの6年契約でAマドリードに入団した。加入初年度は公式戦57試合に出場し、29得点8アシストという好成績を残した。一方、今季は最近まで調子を崩しており、ここまで公式戦35試合に出場し、13得点6アシストを記録している。
(高橋智行通信員)