【WWE】SMACK DOWN(2月13日・日本時間14日/テキサス・ダラス)                【映像】場…

【WWE】SMACK DOWN(2月13日・日本時間14日/テキサス・ダラス)                

【映像】場外ダイブの日本人女子、開脚“大の字ダウン”

 レフェリーが試合を止めても、4人の女子レスラーが大暴れ。タック王座戦は、ノーコンテストの宣告後に始まった破壊劇が本番、テーブルが真っ二つ、極厚バリケードが体当たりでぶっ飛ぶなど危険シーンが続出、ファンも思わず「女子とは思えない…」「もうめちゃくちゃ」「昭和の日本のプロレスかよ」と驚きを隠せない様子だった。

 WWE「SmackDown」で女子タッグ王者リア・リプリー&イヨ・スカイと、挑戦者ナイア・ジャックス&ラッシュ・レジェンドが対戦。試合は場外乱闘の激化を受けてレフェリーがノーコンテストを宣告し早々と強制終了になるも、その後の大乱闘で”テーブル真っ二つ”と”バリケード崩壊”の大惨事、4人全員が場外で大の字になる修羅場と化した。

 「抗えない力=ジ・イレジスティブル・フォーシズ」という強面のチーム名が現す、ナイアとラッシュの迫力のコンビ。イヨとナイアの対決ではパワーでの蹂躙とスピードでの撹乱と両者の持ち味が拮抗。それでも現在の最強コンビに相応しいリアとイヨが徐々に試合の主導権を握り、リアが「リップタイド」、イヨがナイアに「オーバー・ザ・ムーンサルト」と勝ちパターンに持ち込むが、ラッシュが体当たりでリアを弾き飛ばしフォールを阻止する前代未聞の実力行使でキックアウトに成功すると試合は場外戦へと発展する。

 イヨとラッシュの場外乱闘にリアも参戦し、アナウンステーブルで殴打。主戦場が場外になるとレフェリーがゴングを要求して無効試合を宣言。余りの荒れっぷりに業を煮やしての判断だが、さらなる激戦を期待した会場のファンからはレフェリーへの大ブーイングが鳴り止まない。

 レフェリーの権限は絶対であるものの、余りにも調子抜けの展開に「え?」「なんで?」「らしくない終わり方」と困惑や「レフェリーも大変だな」「レフェリーは絶対だからね」と理解の声、さらには「もっと収拾がつかないものもいっぱいあるだろう」「昭和の日本のプロレスかよ」と会場に同調するコメントも見られる。

 しかし、この試合の”強制終了”は4人を止めるどころか、さらなる暴走の引き金となった。ナイア&ラッシュが場外にテーブルを設置しリアをセット、ナイアがエプロンに登ったタイミングでイヨがクロスボディで突進。ナイアに体ごとぶつかり、その衝撃で落下するとともにテーブルが真っ二つに崩壊。その横ではリング周辺にいたラッシュがリアめがけてスピアーで突っ込み、極厚のバリケードごと吹き飛ばした。試合中ですら見られない交通整理レベルの衝突が立て続けに起き、最終的に4人全員がリング周辺に倒れ伏す異様な光景が広がる。

 4人のスーパースターが大の字失神KOという、なかなかお目にかかれないショーを目の前にした会場はレフェリーへのブーイングから一転、「ヤバい試合、ホーリーシット」の大合唱の掌返し。

 非難から一転して「ホーリーシット」の大合唱に切り替わり、試合そのものへの不満が試合後の破壊劇によって上書きされる形はエンターテイメントとしては極上だが、ファンも「あぶねえ」「これが見たかった」「女子の試合でバリケード壊れるんだ」「あーあエグい滅茶苦茶だ」「すげえ試合やってるな」と驚きを隠せない。

 王座はリア&イヨの手元に残ったが、ノーコンテストという玉虫色の結末。むしろ試合後の乱闘で4人全員が倒れるという幕切れは、この抗争がさらに過激化する可能性と大きな遺恨を残した。

(ABEMA/WWE『SMACK DOWN』)