【ミラノ20日=松本航、飯岡大暉】26年ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)フィギュアスケート女子で銀メダルを獲得した…
【ミラノ20日=松本航、飯岡大暉】26年ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)フィギュアスケート女子で銀メダルを獲得した坂本花織(25=シスメックス)と、初出場で銅メダルの中井亜美(17=TOKIOインカラミ)が、ミラノ市内で行われた一夜明け会見に出席した。
前回22年の北京大会で銅メダルに輝いた坂本は、今回の日本女子で唯一のメダリスト参加。銅から、再びメダルを取るための4年間について聞かれ、その経験を踏まえた上で中井には「どう生かしていくか」という質問があった。
坂本は思わず「結構、重要やん。やばいやん」と笑いつつ「北京で銅メダルを獲得して、最初の壁は直後の世界選手権。いろいろな国際情勢(ロシアのウクライナ侵攻)があって、上の2人(北京の金シェルバコワと銀のトルソワ)が出られなくなってしまって。(中野園子)先生からも『あなたが優勝しないとダメなのよ』ってプレッシャーをかけられて、つかみ取った金メダルはすごく大きな経験になりました」と振り返った。
一方で「そこから頑張りすぎたのか、燃え尽きてしまって、合間の3年は本当に大変なシーズンだったんですけど、もちろん自分の苦手な分野、ジャンルの曲に挑戦したり、自分が今できないことを3年かけて、何が得意で不得意か分かったりした上で、ミラノでどういう選曲で戦うかを学ぶことができました。それで銀メダル2つ。この3年間は順風満帆ではなかったけど、自分にとってはたくさんいい経験ができた」と旅路を回想した。
この話を隣でかみしめた中井は「花織ちゃんの話を聞いて、メダリストとして挑む世界選手権、初めての世界選手権に、初心を忘れずに挑みたいなと思いました。自分も足りてないところが多いので、どうやっていくか…(中庭健介)先生と詰めていきたい」と継承していた。
今季限りで現役引退する坂本は、万感のラスト五輪で2大会連続の表彰台。前回22年北京大会の銅から輝きを増し、団体でも2大会連続の銀メダルに輝いた。中井は初出場で、日本フィギュア最年少メダルをつかんだ。