広島島内颯太郎投手(29)が完全習得を目指すフォークをブルペンで多投した。全60球のうち約20球がフォークだった。昨春キ…

広島島内颯太郎投手(29)が完全習得を目指すフォークをブルペンで多投した。全60球のうち約20球がフォークだった。昨春キャンプで第3球種として習得を目指したが、昨季の投球の9割以上が直球とチェンジアップの2球種で、フォークはわずか3%台にとどまった。「状況に応じて、もう1球種あったらなということがあった。このキャンプでやれることはやりたい。自信を持った中で試合で投げたいので、今日は本当にブルペンに入って良かったです」。抑え候補にも挙がる右腕が、新たな武器習得に試行錯誤を繰り返す。

ブルペン投球序盤、スライダー気味に曲がりながら落ちていると指摘されたことがきっかけだった。「ブルペンだし、暴投を投げても何か起こるわけじゃないので、どうにでもなれと」。シュートのように腕を内側にひねりながらリリースすると、縦に落ちるようになった。腕の振りが真っすぐとチェンジアップと同じになることも不器用な島内にはプラスだった。「今回のブルペンは手応えがあったし、いい発見だなと思いました」。改良した第3球種に、確かな手応えをにじませた。