湘南ベルマーレは20日、平塚市内の事務所で会見を開き、RIZAPスポーツパートナーズ株式会社が保有する株式会社湘南ベルマ…

湘南ベルマーレは20日、平塚市内の事務所で会見を開き、RIZAPスポーツパートナーズ株式会社が保有する株式会社湘南ベルマーレ全株式を、株式会社フジタを代表とする共同出資者へ譲渡すると発表した。

RIZAPグループの専務でもある塩田徹会長は「RIZAPグループの子会社であるRIZAPスポーツパートナーズが保有いたします湘南ベルマーレの全株式を譲渡する契約を締結いたしましたことをここにご報告申し上げます」と話した。

譲渡するのは50・002%。18年の経営参画以降もクラブに経営は任せていたが、昨季のJ2降格を機に、経営陣を刷新するなど、J1復帰に向けてRIZAP色を強めたことで反発を受けた。塩田会長は「一般的なグループ連結経営と、特に公共財の意識が強い湘南ベルマーレ。評議会の方々がいらっしゃり、300名を超える個人株主の方々に代表されるようなその地域との連携、公共財としての在り方、その経営に、どうしてきたものかということについては正直悩んでおった」と苦悩を明かした。 さらに「グループ経営と公共財としての経営を両方我々自身の手で進めるつもりでございました」としつつ「今までは責任企業として湘南ベルマーレを当時の経営陣に任せたんですけども、私が入り込んでやっぱりなかなかギャップがあるなと感じたところでございます」。

昨年12月末に共同出資側から接触があり、「ベルマーレにとって何が最適なのかっていうことを軸に、もう1回悩みに悩んだ結果、RIZAPグループとしては苦渋の決断ではあるんですけども、ベルマーレ主体の経営を地元企業のグループの株主に支えていただくというのが、我々自身、RIZAPグループが責任企業であるよりもより良い選択なのではないかというふうに悩んで悩んで悩んだ結果、判断をさせていただいた次第でございます」などと説明した。

RIZAPグループは、昨年12月に経営陣を刷新。長年クラブを支えてきた真壁潔氏が同9日付で会長職を退き、代表取締役社長の坂本紘司氏も辞任した。代わりに副社長の大多和亮介氏を代表取締役社長に据えて、RIZAPグループの専務である塩田徹氏が新会長となっていた。

真壁氏は「お金を頂いたのは事実。そこには感謝をしています。ただここから先、次の世代に渡すにはあまりにも信頼が置けない」などとRIZAP側への不信感を口にしていた。