アリサ・リウは中井の銅メダルも熱烈に祝福した(C)Getty Images ミラノ・コルティナ五輪・フィギュアスケート女…

アリサ・リウは中井の銅メダルも熱烈に祝福した(C)Getty Images

 ミラノ・コルティナ五輪・フィギュアスケート女子フリーが現地2月19日に行われ、米国のアリサ・リウがSPとの合計226.79点で逆転金メダルに輝いた。

【写真】なんて美しい瞬間!世界に配信されたアリサ・リウと中井の抱擁シーン

 のびのび演技が光った。冒頭から高さとキレのあるジャンプで圧倒、アップテンポのナンバー、持ち味であるチャーミングな笑顔で会場全体を巻き込んでいった。

 ジャンプは予定通りにすべて成功、表現力も含め、存分に五輪の大舞台で躍動した姿をアピール、自身初の金メダルに結びついた。

 また金メダルに輝いたアリサ・リウといえば、ホスピタリティあふれる行動も注目されている。

 フリー最終滑走はSPでトップに立った日本の17歳、中井亜美。SPに続き、大技トリプルアクセルも決め、滑り終えた中井が緊張感を漂わせつつ、キス・アンド・クライで得点を待つ中、飛び出したのが「219.16点」。この瞬間、フィギュア日本史上最年少での銅メダルが決定したシーンとなった。

 驚きの表情を隠せない中井に対して、自身の金メダルも確定したばかりのリウが近づき、すかさずハグ。激戦を終えたばかりの中井を持ち上げ、ねぎらうかのように優しく背中をさすりながら、言葉をかけた。その後、中井の両手を持ち上げ、ファンにアピール、ともに戦った選手に心から喜びを示した。

 このスポーツマンシップあふれるシーンには海外メディアもすかさず注目。米『Sports Illustrated』には「アリサ・リウはオリンピック金メダル獲得後、中井亜美とアンバー・グレンと華やかな瞬間を共有しました」という記事の中で、このシーンを取り上げている。

 「中井のスコアが発表された直後、リウは彼女のもとへ駆け寄り、祝福の大きなハグを交わした」としながら、この行動は「リウ自身にとって金メダル獲得という偉大な瞬間であったのはもちろんだが、彼女は中井のメダル獲得に対しても、自分のことのように興奮し、喜んでいるように見えた」と伝えている。

 この行動は「20歳のアメリカ人スケーターが見せた、実に見事な気品あふれる振る舞いだった」と結んでいる。

 記事の中ではSPで13位と出遅れながら、フリーで圧巻の演技を魅せた同じ米国チームのアンバー・グレンに対してもリウがハグを行い、「深い互いへのリスペクトがあることが伝わってきた」としている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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