ロッテは20日、沖縄・糸満市西崎球場で練習を行い、野手陣はポジションを大きく入れ替えてシートノックに臨んだ。首脳陣の狙い…
ロッテは20日、沖縄・糸満市西崎球場で練習を行い、野手陣はポジションを大きく入れ替えてシートノックに臨んだ。首脳陣の狙いは、非常時を見据えた“適性テスト”。各選手の可能性を探る1日となった。この日のシートノックの守備位置は以下の通り。
一塁=安田、ポランコ、岡、山本、宮崎竜
二塁=友杉、上田、井上、ソト
三塁=山口、寺地、小川
遊撃=中村奨、松石
左翼=高部、藤原、茶谷
中堅=宮崎竜、小川
右翼=池田、和田
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サブロー監督(49)は今回のシャッフルの意図について「不測の事態に備えてですね。1人が複数ポジションを守れたら、僕らも起用しやすいですし、選手自身の出場機会も広がる。どこができるのか、できないのかを見たかった。今日はいい発見がありました」と語った。
なかでも中堅と一塁を守った宮崎竜成内野手(25)については「どこでもできそう。そういうのも新しい発見ですね」と評価。これまで主に二遊間や三塁を任せてきたが、「一塁もできる」と新たな選択肢として期待を寄せた。さらに昨季規定打席に到達した寺地隆成捕手(20)を三塁へ。「寺地も、あれだけ打てる選手をベンチに置いておくのはもったいない。まだ可能性を探っている段階ですが」と語り、打力を最大限に生かす起用法を模索していく考えを示した。
チームはオフから山本大斗外野手(23)、井上広大外野手(24)を三塁に挑戦させるなど、出場機会を広げるための取り組みを積極的に進めてきた。
ソフトバンクで2軍監督などを務めた松山秀明1軍チーフ内野守備走塁コーチ(58)も、中堅と三塁守備に入った小川龍成内野手(27)を高く評価。「本当にマッキー(ソフトバンク牧原大成)と重なる部分がある。内野も外野も、しかも高いレベルでこなせるのは大きな武器。あれだけできれば『外野もいけるね』となるし、ショートも守れる。これは強みになりますよ」と、その万能性に太鼓判を押した。
ポジションの垣根を越えた競争は、チームに新たな厚みをもたらす。【星夏穂】