金メダルに至るまでには苦悩の時間もあったとされる(C)Getty Images ミラノ・コルティナ五輪・フィギュアスケー…

金メダルに至るまでには苦悩の時間もあったとされる(C)Getty Images
ミラノ・コルティナ五輪・フィギュアスケート女子フリーが現地2月19日に行われ、米国のアリサ・リウがSPとの合計226.79点で逆転金メダルに輝いた。
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のびのび演技が光った。ルッツートーループの連続3回転を決めるなど、冒頭から高さとキレのあるジャンプで圧倒。アップテンポのナンバー、花のような笑顔とあいまって、会場の手拍子も大きくなり、一体となっていった。
会心の演技後には喜びを爆発させる一方で、初の五輪舞台となった日本の17歳、中井亜美にはねぎらいのハグを行うなど寄り添う姿勢も目立った。
圧巻の演技を魅せ、20歳の若さで金メダルに輝いたリウに関してはその異色な経歴にも注目が高まっている。
13歳のときに史上最年少で全米選手権で優勝と早熟な才能を示し、その後は男子でも難しい4回転ルッツを習得、過去には女子で初めて4回転ジャンプとトリプルアクセルを同時成功させるなどダイナミックなスケーティングが持ち味。
ただ2022年の北京五輪後に引退を表明と一時、スケートと離れる時期もあった。その後、24-25シーズンの昨季に現役復帰した。
米メディア『NEWYORK POST』では「アメリカのアリサ・リウが金メダルを獲得」と今回のリウの快挙を速報するとともに、ここまでの苦難の道のりも紹介している。
13歳に全米選手権で優勝と頭角を現すと、16歳の北京五輪で6位フィニッシュ。そのときには「クリスティ・ヤマグチ、ミシェル・クワン、タラ・リピンスキーに次ぐアメリカのフィギュアスケート界の王者と呼ばれていた」と若き新星台頭に期待が高まったとした。
ただ、その後に苦悩が待っていた。記事では「その後リウは燃え尽き症候群となり」と伝えた上で、名門UCLAで心理学を学び始めたことで、改めて自身と競技と向き合うきっかけになったと伝えている。
記事の中では「私は本当にスケートが嫌いでした」とリウ自身の告白、続けて「時間が経つにつれて、そうである必要はないと気づいた」と前向きに取り組めるようになったとしている。
充電期間を経て今大会では笑顔はじける自由なスケーティングで新たなファンを増やした。今後も米フィギュア界で注目の存在となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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