今週は東京競馬場でフェブラリーステークス(ダ1600m)が行われる。今年のJRA初のGIレースで好メンバーが覇を競う。こ…
今週は東京競馬場でフェブラリーステークス(ダ1600m)が行われる。今年のJRA初のGIレースで好メンバーが覇を競う。
ここでは、過去10年からオメガギネスとロードクロンヌにフォーカスしたデータを取り上げる。
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■オメガギネスに該当する“4年連続馬券内”データ
昨秋に東京ダート1600mで行われたグリーンチャンネルカップの圧勝があるオメガギネス。その後は凡走が続いたこともあり、当日は良くても中穴程度の人気にとどまりそうだ。買い材料なしの前評判も多いなか、以下データが追い風となる。
・前年にダートのOPクラスで上がり3F最速勝利あり→4年連続馬券内
このなかには単勝38倍の人気薄で制したペプチドナイル、13番人気3着セキフウ、5番人気2着サンライズジパングなど人気薄激走馬も該当。差し馬の台頭が目立つ一戦にあって見逃すことができない高好走率データだ。
オメガギネスについて補足すると、距離延長ローテ時の成績は【2.2.0.0】と大崩れなし。前述のグリーンチャンネルカップもこの臨戦過程で成し得たものだった。1番人気に支持されながら惨敗を喫した2年前のリベンジを……見限れない穴馬としてピックアップしたい。
■ロードクロンヌに「0.0.1.11」の逆風
その一方で、プロキオンS勝ち馬ロードクロンヌには死角あり。これまでダートでは馬券外のない安定株。GIの舞台でも注目を集める1頭だが、今回はローテーションが懸念材料となる。
・前走右回りを勝利【0.0.1.11】
左回りで行われるフェブラリーSにおいて、前走左回り組は過去10年で9勝。左回り続戦組との好相性の影に、前走右回り勝ち馬の不振が際立つ結果となってしまっているのだ。昨年も1番人気馬ミッキーファイトが連対を外しており、レッドルゼルやオメガパフュームは上位人気で馬券外に敗れた。
改めて前走を振り返ると、前残りの展開に恵まれつつ、2着サンデーファンデーより1キロ軽い斤量でつけた着差はわずか0秒1。GI馬と東京巧者が揃ったここは“消し”の選択肢も考えたい。
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著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家 馬柱の隅々まで徹底分析を行い、確かな精度で軸馬・妙味馬を抽出する「馬柱探偵」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在は競馬メディア『Winsight』で予想コラム執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。